灯籠が作る幻想的な光景のなか<br/>ご先祖様をしのぶ台東区の伝統行事
2024年7月17日

灯籠が作る幻想的な光景のなか
ご先祖様をしのぶ台東区の伝統行事

第73回 下谷仏教会 流灯会
したやぶっきょうかい りゅうとうえ
見る
東京都台東区

東京都台東区にある「不忍池辨天堂」(しのばずのいけべんてんどう)では、2024年7月17日(水)に「第73回下谷仏教会 流灯会」が行われます。

夏の夜を彩る「下谷仏教会 流灯会」の見どころをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、主催者にお問い合わせください

灯籠流しとは?

ご先祖様の供養のため多くの人が訪れます
ご先祖様の供養のため多くの人が訪れます

灯籠(とうろう)流しとは、亡くなった人を供養するために川や海に灯籠を流す日本の伝統的な行事です。

日本国内では、お盆の時期に行われることが多いですが、まちの立地や風習、文化に基づき、さまざまな特色があります。

「下谷仏教会 流灯会」とは

ボートから流された灯籠が、池の水面を淡い光で照らします
ボートから流された灯籠が、池の水面を淡い光で照らします

「下谷仏教会」が主催する「下谷仏教会 流灯会」は、毎年7月17日に「不忍池」のほとりにある「不忍池辨天堂」にて執り行われます。

例年、当日の17時頃から「不忍池辨天堂」の前と、「不忍池ボート場」で灯籠の受け付けを行っています。(1挺1,000円)

19時頃になると、僧侶(そうりょ)が読経(どっきょう)をあげる厳かな雰囲気のなか、ボートに乗ったスタッフが火をともした灯籠を「不忍池」(ボート池)に流していきます。

数隻(せき)のボートから灯籠が流され、不忍池全体に灯籠が広がっていきます。

2024年の開催情報

故人(こじん)の冥福(めいふく)を祈って、僧侶がお経を唱えます
故人(こじん)の冥福(めいふく)を祈って、僧侶がお経を唱えます

2024年の「下谷仏教会 流灯会」は、7月17日(水)に執り行われます。

「不忍池辨天堂」前に設けられた、施餓鬼壇(せがきだん/餓鬼霊にささやかなお供え物を施す為の棚)で19時から法要が行われ、誰でもお焼香に参列できます。

灯籠流しは亡くなった人の魂を弔(とむら)う儀式ですが、同時に亡き人をしのぶ機会でもあります。

子供と一緒に参加して、ご先祖様について考えてみるのもいいかもしれません。

とりっぷノート♪同時に開催されている祭りをチェック!

「不忍池」周辺では、2024年7月19日(金)~8月13日(火)まで、さまざまなイベントが行われる「江戸趣味納涼大会 うえの夏まつり」が開催される予定です。

日中はにぎやかな夏祭りに参加して、夜は灯籠流しを楽しむのもいいですね。(いこーよとりっぷライター・飯田佐智)

「江戸趣味納涼大会 うえの夏まつり」の詳しい情報はこちら

記事を書いた人

飯田佐智(Clay)

小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名第73回 下谷仏教会 流灯会
ふりがなしたやぶっきょうかい りゅうとうえ
主催者名下谷仏教会
開催期間2024年7月17日
開催時間19:00〜
開催スポット不忍池辨天堂、不忍池(ボート池)
住所東京都台東区上野公園2-1
電話番号03-3821-4529
※電話窓口は「下谷部教会」(行事担当:末廣さま)です
料金無料 
※灯籠は1挺1,000円
アクセス【電車】京成本線、成田スカイアクセス線「京成上野駅」から徒歩すぐ/JR各線、東京メトロ各線「上野駅」から徒歩で約8分
駐車場駐車場なし
関連URL
公開日2023年06月14日/更新日2024年06月05日