横浜・三溪園で「観蓮会」開催!<br/>夏休みは早起きして蓮を見に行こう
2023年7月21日 〜 2023年8月13日

横浜・三溪園で「観蓮会」開催!
夏休みは早起きして蓮を見に行こう

三溪園 観蓮会(2023)
さんけいえんかんれんかい
見る
神奈川県横浜市

神奈川県横浜市中区にある日本庭園「三溪園」では、蓮(はす)の花が見頃を迎える毎年7月下旬から8月上旬にかけて「観蓮会」が開催されます。

2023 年の開催日は、7月21日(金)~8月13日(日)の金・土・日曜と祝日。「観蓮会」の見どころや楽しみ方をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

三溪園と蓮

「三溪園」は、明治時代の実業家・原三溪氏によって作られた日本庭園です。広大な敷地は、原家の私邸だったエリア「内苑施設」と、一般向けに公開されたエリア「外苑施設」で構成されています。

「外苑施設」は、四季折々の花が咲く美しいエリア。季節の花を楽しもうと、たくさんの人たちが訪れています。

三溪園を造った原三溪氏は、花のなかでも蓮を特に好んでいて、以前は園内の中央の池が蓮の花でいっぱいになるほど蓮を植えていたそうです。

現在は、正門を入って右側にある「蓮池」で蓮を観賞できます。

蓮の花ってどんな花?

蓮の花の色は白、紅、黄色の3色。グラデーションになっている品種も多くあります
蓮の花の色は白、紅、黄色の3色。グラデーションになっている品種も多くあります

水生植物で、沼地や池などに生息する蓮。日本では、例年7月中旬から8月上旬にかけて花を咲かせ、見頃を迎えます。

仏教では、極楽浄土に咲く花として古くから親しまれていたり、蓮の地下茎は野菜の蓮根(れんこん)として知られていたりと、日本人にとって蓮はとても身近な植物です。

「観蓮会」とは

蓮の構造を生かしたユニークな「蓮の葉シャワー」
蓮の構造を生かしたユニークな「蓮の葉シャワー」

2023年7月21日(金)~8月13日(日)の金・土・日曜、祝日に開催される「観蓮会」。期間中は、早朝から咲き、昼には閉じてしまうという蓮の特性にあわせて、通常の開園時間よりも2時間早い、朝7時に開園します

いつもより早起きして、美しく咲く朝の蓮を観賞しましょう。

蓮観賞の際に親子におすすめなのが、観蓮会の時期に「蓮池」周辺に設置される「蓮の葉シャワー」です。

蓮根のように穴が空いている蓮の茎を途中で切り取り、ホースにつないで水を流すと、蓮の葉っぱの先から水が出てきて、その様子はまるでシャワーのよう! 

「蓮池」以外にも、園内の古建築や石造物など、さまざまなところで蓮の模様を見つけることができます
「蓮池」以外にも、園内の古建築や石造物など、さまざまなところで蓮の模様を見つけることができます

また、学芸員と一緒に園内の蓮を見て回り、日本庭園の世界観と蓮の魅力を学ぶ「蓮めぐり」も開催されます。非公開の建物を見学することができ、朝食も付いた特別ツアーです。

■蓮めぐり
開催日:
2023年7月21日(金)~23日(日)、28日(金)~30日(日)、8月4日(金)~ 6日(日)
開催時間:8:00~9:30
※朝食は9:35~
料金:1人5,500 円(入園料、食事代込み)
定員:各日10人
※事前予約制

申し込みはこちら(外部リンク)

蓮を使ったワークショップも開催

「観蓮会」では、蓮の大きな茎や葉っぱを使った体験や遊びのイベントも開催されます。夏休みの自由研究にもおすすめですよ。

茎から糸を取り出す実験や葉っぱでお面を作って遊ぼう!

蓮を使った遊びのワークショップ「はすあそび」では、蓮の葉っぱでお面づくり、種の発芽処理体験、蓮茎の糸取り体験ができます。子供はもちろん、大人も思わず夢中になる体験ばかり。

■はすあそび
開催日:
2023年7月21日(金)~ 23日(日)、 28日(金)~30日(日)、8月4日(金)~ 6日(日)、11日(金・祝)~13日(日)
開催時間:各日7:15~7:35、7:40~8:00、8:05~8:25、8:30~8:50、8:55~9:15
開催場所: 外苑 蓮池周辺
定員:各回3名
料金:800円
※入園料別、事前予約制
※蓮茎の糸取り体験のみ予約不要、参加無料

申し込みはこちら(外部リンク)

涼やかな団扇を作ろう!「蓮の葉を使った竹の団扇づくり」

蓮の葉っぱを団扇(うちわ)に自由に貼り付けて、オリジナル団扇を手作りできるワークショップも開催されています。夏のおでかけの思い出にぴったりですね。

ほかにも、団扇のワークショップと同じ蓮の葉を使って作られたパネル作品や、アート作品の展示も行われます。

■蓮の葉を使った竹の団扇づくり
開催日:8月11日(金・祝)~ 13日(日)
開催時間:各日9:00~15:00
開催場所:三溪記念館 エントランスホール
定員:各日100人
料金:3,000円
※入園料別、事前予約制

申し込みはこちら(外部リンク)

「観蓮会」終了後の8月26日(土)、27日(日)には、蓮の葉や茎を食べてしまい蓮の生育に影響を与えるザリガニを釣って、遊びながら自然環境について学べるイベントなども企画されています。詳細は公式サイトをチェックしてみてください。

蓮を通じてさまざまなことが学べる夏休みの「三渓園」。少しだけ早起きして、親子でおでかけしてみませんか

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名三溪園 観蓮会(2023)
ふりがなさんけいえんかんれんかい
開催期間2023年7月21日 〜 2023年8月13日
開催時間7:00~17:00(最終入園16:30)
開催スポット三溪園
住所神奈川県横浜市中区本牧三之谷 58-1
電話番号045-621-0635
※電話窓口は「三溪園」です
料金高校生以上700円、小・中学生200円
アクセス【電車】JR各線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」、またはみなとみらい線「元町・中華街駅」、または「横浜駅」から市営バスに乗車、バス停「三渓園入口」で下車後、徒歩で約5分/ JR根岸線、横浜線「根岸駅」から市営バスに乗車、バス停「本牧」下車後、徒歩で約10分
駐車場駐車場あり
備考【開園情報】「観蓮会」開催時以外の開園時間は9:00
公式URL公式URLはこちら
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公開日2023年06月23日/更新日2024年02月29日