灯籠流し、屋台、打ち上げ花火など
ふるさとや先祖を思う夏の恒例行事

群馬県高崎市の温井（ぬくい）川の河畔「虚空蔵尊」（こくぞうそん）付近では、2023年8月16日（水）に「新町ふるさと祭り 花火大会・灯籠流し」が開催されます。

地元の人たちが手作業で組み立てた灯籠（とうろう）にそれぞれの思いをのせて流す「新町ふるさと祭り 花火大会・灯籠流し」の見どころや開催情報をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、高崎市新町商工会公式サイトなどをご確認ください

「新町ふるさと祭り 花火大会・灯籠流し」とは

地元の人たちが手作業で組み立てる灯籠

2023年に30回目を迎える群馬県高崎市新町の「新町ふるさと祭り」。祖先を追悼し、地域の振興を図ることを目的に、高崎市新町商工会が主催しています。

温井川で行われる「灯籠流し」と、約1,800発の花火が夜空を彩る「花火大会」が主な見どころです。

2023年の開催情報

灯籠流しの様子

2023年の「新町ふるさと祭り 花火大会・灯籠流し」は、8月16日（水）に開催されます。

「灯籠流し」は、18時30分から19時30分頃まで、温井川の河畔「虚空蔵尊」付近で行われます。

灯籠を購入したい場合は、JR高崎線「新町駅」から徒歩5分の場所にある高崎市新町商工会の窓口へ。7月初旬から1挺1,000円で販売しています（限定20個）。

花火大会は19時50分から開始。打ち上げ場所は、灯籠流しの会場から土手を超えた先に広がる「新町烏川（からすがわ）グラウンド」です。

祭のラストを飾る迫力満点の花火大会

「ドーン！」とお腹に響く花火の音に圧倒される

「新町ふるさと祭り 花火大会・灯籠流し」でもっとも盛り上がりをみせるのが夜の花火大会。

19時50分から約1時間かけて1,800発ほどの花火が打ち上げられます。

屋台の出店も楽しみのひとつ

屋台でにぎわう「新町烏川グラウンド」の様子

例年、「新町烏川グラウンド」には屋台が並びます。恒例行事の盆踊りは2023年は開催されないため、親子で屋台巡りを楽しんでくださいね。

故人への想いをのせた灯籠が温井川をゆったりと流れていく「新町ふるさと祭り 花火大会・灯籠流し」。

親子でご先祖さまや大切な人を思い浮かべながら静かで優しいひとときを過ごしたあとは、迫力ある打ち上げ花火で夏の夜をめいいっぱい満喫しましょう。

記事を書いた人

徳島麻緒

故郷の新潟をこよなく愛するフリーライター。東京のマスコミ系専門学校在学中の20歳の時からデザイン事務所や出版社、編プロを渡り歩く。趣味は日本酒と映画鑑賞とゲーム。男2、女1の3児の母で、子どもと遊びに行くときは綿密なスケジュールを立てるタイプ。