焼津市で“東海一の荒祭”開催!
2024年の開催情報&見どころ紹介
静岡県焼津市にある「焼津神社」では、2024年8月12日(月・振休)と13日(火)の2日間、「焼津神社大祭 荒祭」が開催されます。
“東海一の荒祭”として知られており、地元・焼津の人々が心待ちにしている祭りです。
勇壮な神輿(みこし)が見どころの「焼津神社大祭 荒祭」をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください。
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「焼津神社大祭 荒祭」とは?
「焼津神社大祭 荒祭」は、毎年8月12日と13日に行われる「焼津神社」の祭りです。
祭り期間は、神社とその周辺の市街地で神輿渡御(とぎょ)行列をはじめ、さまざまな神事が行われ、地元の人を中心に大勢の人でにぎわいます。
「焼津神社」とは?
日本武尊(やまとたけるのみこと)を焼津の守神として祀る「焼津神社」の創建は409年(反正4年)と伝えられており、今から1,600年以上も前の古墳時代にあたります。
実際、神社を含む一帯では、「宮之腰(みやのこし)遺跡」という1,600年程昔の遺跡が出土し、古代祭祀(こだいさいし)の道具や人々が生活していた跡が発見されていることから、この時代からこの場所に神社があったことが証明されています。
2024年の開催情報
2024年の「焼津神社大祭 荒祭」は、8月12日(月・振休)と13日(火)に開催されます。
一番の見どころは、なんといっても13日に行なわれる神輿渡御行列です。その総距離は、なんと6.5kmにもおよびます。
神輿渡御行列が6.5kmを練り歩く
神輿渡御行列は、祭りに向けて1カ月以上の時間をかけて磨きや補修を行い、大廻し(麻で作られた縄のこと)によって固定された2基の神輿が、「アンエットン」という独特のかけ声とともに町内を練り歩きます。
神輿は神社を13日の10時に出発し、白装束の氏子たちにより激しく練られ、23時頃に神社に還幸します。
神輿が練り歩く理由は、普段、神社の本殿にお祀りされている御祭神(ごさいじん)を、それぞれの町へお迎えして祭事を行うためです。
開催期間:2024年8月13日(火)
開催時間:10:00〜23:00頃
会場:焼津神社および周辺地域
料金:観覧無料
幼児の無事と成長を祈る神事も!
12日の午前中には、幼児の無事成長を祈ってお祓いを受ける「幟かつぎ祈祷」と、2人1組の氏子総代により子供の体を回転させる「神ころがし」の神事が行われます。
子供たちの歓声や泣き声がにぎやかに響きわたる境内を訪れてみては。
開催期間:2024年8月12日(月・振休)
開催時間:7:00〜11:00
会場:焼津神社
料金:観覧無料
古来「荒祭」と呼ばれる勇壮な祭りは、遠方からわざわざ訪れるファンもたくさん。ぜひご家族でお出かけしてみませんか?
とりっぷノート♪神輿の前後の行列に注目!
神輿の前後には、さまざまな神役の行列が進みます。なかでも「猿田彦」(さるたひこ)は、神が通る道に邪悪なものを寄せ付けないために、社宝である猿田彦面を付けて先導する役です。
少し怖いお面ですが、猿田彦を務める青年は、例年、8月1日~12日まで外界との接触を控え、毎日海に行き身を清めてから役に臨むそうです。(いこーよとりっぷライター・笹間聖子)
記事を書いた人
笹間聖子
大阪在住のフリーライター、時々編集者。書籍・雑誌・WEB・PRツールに携わっています。メインジャンルは、幼児教育、ホテル、医療、発酵、人の生き方・働き方。累計10,000人に取材した経験から、専門用語が頻発する事柄を、分かりやすい文章にまとめるのが得意に。また、誰かの「普通」に面白さを見出し、その魅力を伝えるのが好きです。
イベント基本情報
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イベント名 | 焼津神社大祭 荒祭(2024年) |
ふりがな | やいづじんじゃたいさいあらまつり |
主催者名 | 焼津神社 |
開催期間 | 2024年8月12日 〜 2024年8月13日 |
開催時間 | 8月12日は7:00~21:00、13日は8:00~23:00 |
開催スポット | 焼津神社、および周辺地域 |
住所 | 静岡県焼津市焼津2-7-2 |
電話番号 | 054-628-2444 |
料金 | 無料 |
アクセス | 【電車】JR東海道線「焼津駅」から徒歩で約13分 |
駐車場 | 駐車場なし |
公式URL | 公式URLはこちら |