思いがこもった印鑑を供養する祭り
「印章供養祭」2023年の開催情報
山梨県の市川三郷町(いちかわみさとちょう)では、2023年10月1日(日)に「印章供養祭」が開催されます。「富士見ふれあいの森公園」内にある「印章の塔」で役目を終えた印章を供養する祭りです。
主催者の「六郷印章業連合組合」に「印章供養祭」の魅力や見どころを教えていただきました。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
市川三郷町は日本一のハンコの里
市川三郷町(旧六郷町)は、ハンコの販売によって繁栄したまちです。明治時代に、まちの産業として水晶の印章に着目し、全国を行商しながら印章の重要性などを広めました。
のちに六郷の印鑑は生産高日本一となり、六郷のみならず山梨を誇る伝統工芸品となりました。
市川三郷町には、印章を展示する「印章資料館」があります。貴重な印章や印影作品などが展示されており、印章にまつわる歴史や伝統をその目で確認することができます。
「印章供養祭」とは?
「印章供養祭」は、毎年10月1日の印章の日(はんこの日)に「富士見ふれあいの森公園」にある「印章の塔」で、執り行われます。
印章供養の神事は、神官のもと、「四方固め」「降神の儀」「祝詩奏上」「玉串奉てん」「昇神の儀」「お炊き上げ(焼納供養)」「献杯」と古式祭礼にのっとり厳かにとり行われます。
役目を終えた印章への感謝を祝詞にて祈祷したあと、お炊き上げをして供養します。
2023年の開催情報
2023年の「印章供養祭」は、10月1日(日)に行われます。供養したい印章を当日持参すれば、供養してくれますよ。
印章は、持ち主の意志表示をするための道具であり、いわば持ち主の分身のようなもの。想いを汲みながら供養することが大事なのです。厳かな雰囲気の中で行われる神事にぜひ家族で訪れてみませんか。
とりっぷノート♪世界にひとつだけのハンコを作ろう!
「印章資料館」では、篆刻(てんこく)体験を実施しています。篆刻とは、木や石などに印を彫ること。印章彫刻士が教えてくれるので、初めての人でもオリジナルのハンコを作れます。料金は1人1,650円~。予約制で、2人以上から体験できます。詳細や予約方法は公式サイトをチェックしてください。
(いこーよとりっぷライター・飯田佐智)
記事を書いた人
飯田佐智(Clay)
小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。
イベント基本情報
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イベント名 | 印章供養祭(2023) |
ふりがな | いんしょうくようさい |
主催者名 | 六郷印章業連合組合 |
開催期間 | 2023年10月1日 |
開催時間 | 9:30~ |
開催スポット | 富士見ふれあいの森公園内 印章の塔 |
住所 | 山梨県西八代郡市川三郷町岩間3965 |
電話番号 | 0556-32-2159 ※電話窓口は「地場産業会館(六郷印章資料館)」です |
料金 | 無料 |
アクセス | 【車】中部横断自動車道・六郷ICから約5分 【電車】JR身延線「甲斐岩間駅」から徒歩15分 |
駐車場 | 駐車場あり |
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