【2024年開催】伝統行事「木更津市中島の梵天立て」を親子で見学!
千葉県木更津市の中島地区で、2024年1月7日(日)に「木更津市中島の梵天立て」が行われます。
祭り当日は、ふんどし姿の若者が極寒の海へ飛び込み、「梵天」を海に立てます。
主催者の「中島区文化財保存会」の篠田さんに「木更津市中島の梵天立て」の魅力や見どころを教えていただきました。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、主催者へお問い合わせください
「木更津市中島の梵天立て」とは
「木更津市中島の梵天立て」は、毎年1月7日に近い土・日曜に行われます。
日の出とともに、晒木綿(さらしもめん)のふんどしにハチマキとたすきを身にまとった若者が、極寒の海中に竹の先に御幣を付けた「梵天」と呼ばれる棒状の物を立て豊漁を祈願します。
梵天を立てる場所は、岸から離れれば離れるほど良いとされ、先に立てた梵天よりも、奥に立てなければいけないとされています。
中島地区にある6つの町内から集まった若者が梵天を立てている間、海岸では出羽三山(でわさんざん/山形県の中央にそびえる羽黒山、月山、湯殿山の総称山岳信仰の場)の信仰者である行人たちが般若心経を唱え、ほら貝を吹きながら浜大漁・五穀豊穰・家内安全などを祈願します。
「木更津市中島の梵天立て」の歴史を知ろう
「木更津市中島の梵天立て」は、江戸時代の元禄年間に中島地区に降りかかった災難を、出羽三山の行人による祈願で解決したことから、この祭りがはじまったとされています。
江戸時代から300年以上続き、出羽三山信仰との関わりを伝える民俗行事として、国の選択無形民俗文化財に指定されています。
2024年の開催情報
2024年の「木更津市中島の梵天立て」は、1月7日(日)7時から、「金田漁業協同組合事務所」の裏にある海岸で行われます。
若者が勇気を持って冷たい海の中に入っていく姿は、感動や勇気を与えてくれます。祭りは早朝に行われるため、見学する際はあたたかい服装で訪れてくださいね。
とりっぷノート♪駐車場情報をチェック!
会場には無料駐車場が用意されています。近隣には、場所が分かりやすいように看板やのぼりが立ててあるため、地区外在住の親子でも迷わず訪れることができますよ。(いこーよとりっぷライター・飯田佐智)
記事を書いた人
飯田佐智(Clay)
小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。
イベント基本情報
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イベント名 | 木更津市中島の梵天立て(2024) |
ふりがな | きさらづなかじまのぼんでんだて |
主催者名 | 中島区文化財保存会 |
開催期間 | 2024年1月7日 |
開催時間 | 7:00〜 |
開催スポット | 金田漁業協同組合事務所裏 |
住所 | 千葉県木更津市中島4412 |
電話番号 | 0438-41-0466 または090-2547-8179 ※電話窓口はともに「中島区文化財保存会(担当:篠田さま)」です |
料金 | 見学無料 |
アクセス | 【車】東京湾アクアライン・金田ICから約5分 |
駐車場 | 駐車場あり |