都内最大級の「雛まつり展」が
絢爛豪華な「百段階段」で開催！

日本美を堪能できるミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」（東京都目黒区）で、2024年1月20日（土）～ 3月10日（日）の期間、都内最大級の雛まつり展「千年雛めぐり～平安から現代へ受け継ぐ想い～ 百段雛まつり2024」が開催されます。

ホテルが有する東京都指定有形文化財「百段階段」が、平安時代から現代に至るまでの雛人形で埋め尽くされ、雛まつりの奥深い世界を堪能できます。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

東京都指定有形文化財「百段階段」を有する「ホテル雅叙園東京」

東京都指定有形文化財「百段階段」

90年以上の歴史がある「ホテル雅叙園東京」は、東京都指定有形文化財「百段階段」を有しているほか、2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られる唯一無二のミュージアムホテルです。

「百段階段」は、ホテルの前身である「目黒雅叙園」の3号館にあたる建物です。1935年に建てられた本ホテルに現存する唯一の木造建築で、7つの部屋を99段の長い階段廊下が繋いでいます。

百段階段内「草丘の間」

百段階段内「漁樵の間」

階段や各部屋の天井や欄間には、著名な画家たちの作品を見ることができ、その豪華さから当時「昭和の竜宮城」とも呼ばれました。

雛人形が座敷を埋め尽くす！　圧巻の雛まつり展を開催

「千年雛めぐり～平安から現代へ受け継ぐ想い～ 百段雛まつり2024」は、2010年の初開催から累計63万人以上が来場している、都内最大級の雛まつり展です。

4年ぶりの開催となる今回は、過去の展示でも人気を集めた福岡県飯塚市の座敷雛が登場。さらに、日本各地の素朴なお雛さまや歴史ある雛人形、現代作家の創作雛など、地域や時代を超えた作品が集結します。

豪華絢爛な「百段階段」の部屋ごとに、さまざまな趣のある景色が展開されますよ。

壮大な景色に心奪われる、日本一の規模の座敷雛

会場の半分以上を埋め尽くす座敷雛

福岡県飯塚市では、「筑豊の炭鉱王」と呼ばれた伊藤伝右衛門が築いた邸宅「旧伊藤伝右衛門邸」（2020年に国の重要文化財に指定）を舞台に、毎年、日本一の規模を誇る座敷雛が飾られる「いいづか雛（ひいな）のまつり」が行われています。

百段階段内にある「漁樵の間」では、その旧伊藤伝右衛門邸に展示される座敷雛が、部屋を埋め尽くすかのように所狭しと並びます。

平安絵巻のような美しい世界が出現！

「京の雅」をテーマに、葵祭りや平安の景色を再現した展示は、まるで雛人形たちの御殿に入り込んだかのような感覚に。

江戸から令和まで、多彩な雛まつり文化を感じる

貴重な江戸時代の作品も

江戸後期に作られた享保雛（きょほうびな）や古今雛（こきんびな）といった、時代を超えて愛される貴重な雛人形が展示されるのも見どころの一つ。

また、現代作家が作り上げた優美な雛、造形作家によるユーモラスな創作雛、壁一面を彩るつるし飾りなども展示され、雛まつりの歴史や驚くべき多様性を発見できますよ。

数量限定の特典付き前売り券を販売！

チケットは、当日券のほかに、公式サイトでオンライン販売されるお得な前売り券があります。さらに、前売り券には特典付きも用意。特典付きは数量限定なので、早めの購入がおすすめです。

「螺鈿（らでん）箸」

「螺鈿（らでん）箸」付チケット（3,800円）は、ホテル雅叙園東京を象徴する螺鈿細工をあしらったお箸が付属。来館時に、青（23cm）とピンク（21cm）から選べます。

「源氏文香＆ふくこい手拭い」

「源氏文香＆ふくこい手拭い」付チケット（2,350円）は、みやびな源氏柄の文香と、縁起のよい七色守り柄のふくこい手拭いがセットになっています。手拭いのサイズは32×89cm。

その他、過去の百段雛祭りの図録がセットになったチケットや、文化財ガイド付きのチケットなども販売されますので、オフィシャルサイトをチェックしてみてくださいね。

約1,000年前の平安時代にまで起源がさかのぼるといわれる雛まつり。子供の健やかな成長を祈る想いとともに、優美な雛めぐりのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。