春を彩る「有田雛のやきものまつり」
伝統と絆を強める特別な体験

佐賀県有田町では、2024年2月4日(日)から3月10日(日)まで、「第20回有田雛（ひいな）のやきものまつり」が開催されます。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「有田雛のやきものまつり」とは？

有田焼の伝統を守り続ける窯元たちによって、繊細な絵付けを施された白磁の雛人形が展示されます。町内の陶磁器店では、各窯元の特色を活かした雛人形が並び、内山地区の歴史ある町屋では、代々伝わる雛人形が見られます。また、町内にある24箇所のお食事処では、春の訪れを感じる「ひいなランチ」が提供されます。

イベントの見どころ

世界最大の磁器製座りびな七段飾り

世界最大の磁器製座りびな七段飾りが展示されます。3年がかりで制作された高さ2.7mの七段飾りは、人形、ぼんぼり、お道具などすべて有田焼で作られています。

マイセン磁器製作所製の雛人形

ほかにも、伝統文化の交流プラザ「有田館」では、ドイツ・マイセン市の雛人形が展示されます。有田焼のお雛様も展示されますので、見比べながら鑑賞してみてくださいね。

体験型イベントも充実！

国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている内山地区の町並みは、江戸・明治・大正・昭和のそれぞれの時代の町屋が立ち並び、まるで昔にタイムスリップしたような気分に。そんな歴史あるエリアを着物姿で散策できる「きものでありたさんぽ」も実施されます。

「おひなめぐりスタンプラリー」では、町内32ヶ所の施設やお店を巡ってスタンプを集めると、抽選で有田焼がもらえたり、SNSで気軽に参加できる『有田ひいなのSNSフォトコンテスト2024』も開催されます。

有田焼の伝統を感じながら、家族で春の訪れを楽しめる「第20回有田雛のやきものまつり」。ぜひこの機会に、有田町の美しい風景と共に、伝統と文化が息づく雛人形の世界を体験してみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。