先祖への想いを川に託す
「永平寺町大燈籠ながし」開催情報

福井県永平寺町の「九頭竜川（くずりゅうがわ）永平寺河川公園」で、2024年8月24日（土）に「第37回永平寺町大燈籠ながし」が開催されます。

永平寺町の心温まる夏の風物詩「永平寺町大燈籠ながし」をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

厳かな法要と幻想的な灯ろう流し

夕方から、大施食法要と大燈籠ながしが行われます。曹洞宗大本山永平寺の役寮・雲衲衆による読経と戒名・法名の読み上げ供養のあと、灯ろうが九頭竜川に流されます。

灯ろうには、先祖への感謝と供養、そしてさまざまな願いを込められています。川面に揺れる無数の灯ろうの光は、幻想的な光景を作り出します。

夜空を彩る花火

灯ろう流しのあとには、約1000発の打ち上げ花火が夏の夜空を彩ります。灯ろうの灯りと花火の光が織りなす美しい景色は、きっと心に残る思い出となるでしょう。

一日中楽しめる多彩なイベントも！

法要と灯ろう流しが行われる前には、15時頃からバザーや「うまいもん市」が開かれ、地元の味覚を楽しむことができます。15時30分頃からはキッズ広場やステージイベントがスタートし、子供たちも楽しめる内容が盛りだくさんです。

「永平寺町大燈籠ながし」は、先祖を偲び、家族の絆を深める貴重な機会です。夏の終わりに、家族で心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。