茨城県最大の陶器イベント
個性豊かな作品と企画でGWを満喫
江戸時代中期から焼きもの作りの伝統を受け継ぎ、関東の二大陶器産地として有名な茨城県笠間市。「笠間の陶炎祭(ひまつり)」は毎年4月29日から5月5日のゴールデンウィークに合わせて行われる茨城県下最大の陶器イベントです。
個性豊かな200軒以上の陶芸家・窯元などが集まり、様々な作品を販売。また店づくりや飲食販売などもすべて陶芸家たちによって行われるユニークなイベントになっています。
個性あふれる店舗で、お気に入りの一品を探そう
陶炎祭の楽しみと言えば、ブースを回り、個性豊かな作品を見ながらお気に入りの一品と出会うこと。出店者は公式HPで紹介されているため、お目当ての作家を事前にチェックしておくのもおすすめです。
こだわっているのは作品だけではありません。1つ1つの店舗の店づくりも陶炎祭の注目ポイント。作家が手作りした「手作り小屋」は陶炎祭の伝統の1つ。個性あふれる小屋にも注目して会場を歩いてみてくださいね。
チェックしておきたい!陶炎祭でのお買い物のコツ&便利アイテム
200を超える窯元や作り手たちが出店する陶炎祭は、まるで宝探しのようなイベントです。お買い物のちょっとしたコツと便利アイテムがあると、お宝に出会えるチャンスが増えるかもしれません。
■会場に到着したらまず会場案内図をゲットしましょう!
広い会場なので、まずは案内図をゲット。事前に気になる窯元や作り手を公式HP等でチェックしていた場合は、まずはお目当てのお店がどこにあるのか確認しましょう。
■気に入ったものはすぐに購入、買った後には出店者の「名刺」や「陶歴」をもらいましょう!
個性あふれる作品の数々は一点ものというものも多く、次に見に行ったらもうなかった…ということもしばしば。「ビビッ」と来たものはその場で購入しておくのが鉄則です。
また、購入後に交換したいと思ったり、この作家の作品をほかにも買いたいと思っても、作品のみでは誰が制作したのかを特定するのは大変困難。名刺や作家のプロフィールが書いてある「陶歴」をもらっておけば安心です。
■これがあると便利!持ち物をチェック
会場では、支払いは基本的に現金のみのブースが多いので、現金を多めに持っていくと安心です。(管理は十分注意しましょう。)また、エコバックもあるとGOOD。割れ物を購入するので、きちんと入れられるしっかりした素材のエコバックがおすすめです。
陶炎祭名物!陶芸家たちが手掛ける、こだわりフードメニュー
陶炎祭では、なんと飲食店も陶芸家たちによって運営されています。1982年のイベントスタート当時、陶芸家たちが「とにかく何でも自分たちでやった!」というところから、現在でも各自工夫を凝らしたフードを販売しています。気持ちのいい季節に大空の下で食べられるのも格別です。
イベント盛りだくさん!GWは笠間の「陶炎祭」へ行こう!
2022年、笠間焼の発祥と言われている「久野陶園」が開窯した1722年から数えてちょうど250年の節目の年を迎えました。それを記念し、「笠間長石×栗灰釉」が開催されています。
ほかにも特別企画として「台湾鶯歌産地開放日海外交流展」や「選んで飲んで味わえる「野点」」、「ぐい呑み1000個展」「小学生土面フェスティバル」「キッズランド」「夜まつり&ライブ」など同時開催のイベント盛りだくさん。
伝統を引き継ぎながら、新たな挑戦を行う笠間焼の一大イベント「陶炎祭」。ちょうどゴールデンウィーク期間中に行われるので、ぜひ家族のおでかけ先としてチョイスしてみてはいかがでしょうか。
イベント基本情報
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イベント名 | 笠間の陶炎祭(2024年) |
ふりがな | かさまのひまつり |
主催者名 | 笠間焼協同組合 |
開催期間 | 2024年4月29日 〜 2024年5月5日 |
開催時間 | 9:00~17:00 |
開催スポット | 笠間芸術の森公園イベント広場 |
住所 | 茨城県笠間市笠間2345 |
電話番号 | 0296-73-0058 笠間焼協同組合 |
料金 | 1日500円(18歳以下無料)、障がい者無料(付き添いの方1名含む) |
アクセス | 【電車】 〈JR水戸線笠間駅から〉 ・徒歩30分 ・かさま観光周遊バス「工芸の丘・陶芸美術館」下車 ・シェアサイクル、レンタサイクル 〈JR水戸線友部駅から〉 ・臨時バス 友部駅北口⇔陶炎祭会場(30分間隔で運行) 【自動車】 北関東自動車道友部ICから国道355号線にて約10分 |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | 【公式サイト】https://www.himatsuri.net/ |
公式SNS |