関東で一番早いだるま市で
年明けの家内安全を願おう!
神奈川県小田原市の「飯泉山勝福寺」(通称:飯泉観音)では、毎年12月17日、18日に「飯泉観音だるま市」が開催されます。
関東地方でもっとも早く開催されるだるま市、「飯泉観音だるま市」で、ひと足先に新年の家内安全を祈願しましょう。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
だるまの由来と「だるま市」の歴史
「だるま」とは、中国禅宗の開祖といわれる高僧・達磨大師に由来しています。達磨大師が座禅をする姿を模して作られた置物が現在の「だるま」といわれています。
だるまは倒れても起き上がるため、「七転び八起き」の縁起の良さから、多くの場所で「だるま市」が催されるようになりました。
購入しただるまは願掛けに使われます。だるまの左眼を墨で描いて、家族の目に付きやすい場所に供えましょう。願いが成就した際は右眼を描き入れて、寺院に奉納するのが一般的です。
飯泉観音だるま市では、除災招福を祈願して、だるまの開眼供養を行っています。お焚き上げも行っているので、一年間ともに過ごしただるまを奉納しましょう。
「飯泉観音だるま市」の歴史
江戸時代の飯泉山勝福寺周辺は、約30軒の商店が集まり、あらゆる生活用品を販売する門前町でした。
正月準備の時期になると、数々の物品を求めて多くの人々が訪れるようになり、江戸時代には縁起物のだるまが市に並ぶようになりました。これが、「飯泉観音だるま市」の始まりといわれています。
「飯泉観音だるま市」の2024年開催概要
「飯泉観音だるま市」は、毎年12月17日、18日と2日間かけて開催。17日は10時から21時頃まで、18日は9時から13時頃までだるま市を楽しむことができます。
規模も大きく、例年、だるま店30軒ほど、熊手などの縁起物や、飲食の屋台など約120軒が境内に並びます。
17日には交通規制が実施され混雑が予想されます。臨時駐車場には限りがあるため、公共交通機関のご利用がおすすめです。
とりっぷノート!歴史ある伝統だるま市
「飯泉観音だるま市」は、江戸時代から続く伝統的なだるま市。その様子は、小田原で親しまれている「小田原わらべうた」でも歌われています。(飯泉山勝福寺住職・峯孝雅/みねこうが様 ※取材時)
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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イベント名 | 飯泉観音だるま市(2024年) |
ふりがな | いいずみかんのんだるまいち |
主催者名 | 飯泉山勝福寺 |
開催期間 | 2024年12月17日 〜 2024年12月18日 |
開催スポット | 飯泉山勝福寺 |
住所 | 神奈川県小田原市飯泉1161 |
料金 | なし |
アクセス | 【電車】JR東海道本線「鴨宮駅」からタクシーで約10分、または徒歩で約25分/「小田原駅」東口から富士急湘南バス「新松田行き」、または「下曽我駅行き」に乗車(約15分)、バス停「飯泉観音前」で下車後、徒歩で約1分 |
駐車場 | 駐車場あり |
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