巨大なまんじゅうを奉納するお祭り
伊勢崎の焼き饅祭2025年開催情報

群馬県伊勢崎市にある「伊勢崎神社」で、2025年1月11日（土）に「上州焼き饅祭」が行われます。

祭り当日は、1年の無病息災を願って通常の300倍の巨大な饅頭（まんじゅう）が炭火で焼かれ、参拝者に無料で振る舞われます。

家族で楽しめる「上州焼き饅祭」の見どころを「上州焼き饅頭愛好会」に聞きました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「上州焼き饅祭」が行われる「伊勢崎神社」とは

街中にありながら、厳かな雰囲気でたたずむ神社

JR、東武鉄道「伊勢崎駅」から徒歩で約10分の場所にある「伊勢崎神社」は、800年以上もの歴史を持つ神社です。

食物や蚕（かいこ）を生みだした保食神（うけもちのかみ）を主祭神としてお祀りしており、家内安全や商売繫盛、五穀豊穣にご利益があるとされています。

また、学問の神様として知られる菅原道真命（すがわらのみちざねのみこと）が祀られていることから、学問成就や合格祈願のご利益も授かることができます。

「上州焼き饅祭」とは？

「焼きまんじゅう」にはそれぞれ今年の抱負を込めた一文字を書き込みます

「上州焼き饅祭」は、群馬県の名物「焼きまんじゅう」を奉納するお祭りで、毎年1月11日に行われます。

「伊勢崎神社」の社殿では14時から「福まん神事」が執り行われます。直径55㎝の鏡餅のような大饅頭が神前でお祓いされ、“饅頭の様に皆様の幸せが大きく膨らみますように”と、宮司が饅頭に願いを込めて祝詞（のりと）を奏上します。

神事のあとは、年男年女が饅頭に思いを込めた文字を書き込む「願い文字の儀」が行われ、境内で豪快に饅頭を焼き上げます。

2025年の開催情報

長いハケを器用に使いこなし味噌を塗っていきます

2025年の「上州焼き饅祭」は、1月11日（土）に執り行われます。

巨大な「焼き饅頭」に味噌を塗る巫女は伊勢崎市の観光特使「ひまわり」。饅頭も特大なら、塗るハケもまるでほうきのようなビッグサイズ！

じっくりと炭火で焼き上げた饅頭は小さなサイズに分けられ「福分け」として参拝者に無料でふるまわれます。

新聞各紙など多くのメディアにも取り上げられる「上州焼き饅祭」。1年の無病息災を願いに親子で訪れてみませんか。

記事を書いた人

飯田佐智（Clay）

小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ（おつまみ♪）を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。