毎年2月1日に玉敷神社で開催!<br/>地元で愛される加須市の伝統行事
2025年2月1日

毎年2月1日に玉敷神社で開催!
地元で愛される加須市の伝統行事

騎西だるま市(2025年)
きさいだるまいち
体験する
歴史・文化を感じる
埼玉県加須市

埼玉県加須市騎西の「玉敷神社」(たましきじんじゃ)では、2025年2月1日(土)に「騎西(きさい)だるま市」が開催されます。

露店が立ち並び、威勢のよい掛け声で活気づくだるま市に、家族でお気に入りのだるまを探しに行きましょう。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

【2025】埼玉県の「だるま市」情報!

だるまと「だるま市」の由来

玉敷神社のだるま市(過去開催の様子)
玉敷神社のだるま市(過去開催の様子)

「だるま」とは、禅宗の基礎を築いた僧侶・達磨大師(だるまたいし)に由来します。

達磨大師が座禅する姿を模して、木や竹、紙などの張り子で作られた玩具「起き上がり小法師(こぼし)」が、現在のだるまといわれています。

倒れても何度でも起き上がる様子から「七転び八起き」の縁起物とされ、毎年1月頃に多くの場所でだるまを販売する「だるま市」が催されるようになりました。

だるまを購入したら…

購入しただるまは願掛けに使われます。

だるまの左眼を墨で描いたら、家族の目に付きやすい場所に供えましょう。願いが成就した際は右眼を描き入れてお寺や神社に奉納するのが一般的です(地域によって作法が異なることがあります)。

「騎西だるま市」の歴史

玉敷神社のだるま市(過去開催の様子)
玉敷神社のだるま市(過去開催の様子)

騎西地区で新春にだるまを買い求める風習が始まった時期は不明ですが、1882年(明治15年)頃、群馬県「高崎だるま」の商人が埼玉県で初めてだるまの露店販売をおこなったのが「玉敷神社」であるとされています。

2025年の「騎西だるま市」は?

玉敷神社のだるま市(過去開催の様子)
玉敷神社のだるま市(過去開催の様子)

騎西だるま市は、例年「玉敷神社のだるま市」として毎年2月1日に開催されてきました。

2023年から「騎西だるま市」に名称を変更し、2025年も2月1日(土)の10時〜18時に開催されます。参道にだるま店や露店が並び、威勢のよい掛け声に元気がもらえますよ。

また、だるま市当日、玉敷神社では11時から初春祭が開催されます。13時30分から国指定重要無形民俗文化財の玉敷神社神楽が奉納され、一般客もその様子を見学できます。

「古だるま御霊慰め」の様子
「古だるま御霊慰め」の様子

玉敷神社では、騎西だるま市当日を含め1月20日から2月上旬まで古だるまの奉納を受け付け、後日「古だるま御霊慰め」が斎行されます(日程は玉敷神社/0480-73-6022までお問い合わせください)。

とりっぷノート!文字入れは小さいだるまにも

だるまの文字入れの様子
だるまの文字入れの様子

騎西だるま市では、例年、購入しただるまに名前や祈願内容(合格祈願・開運招福など)を文字入れしてもらえます。写真のような小さいだるまにも文字入れしてくれますよ。購入した際は、ぜひお願いしてみましょう!(いこーよとりっぷ編集部:白倉凪紗)

記事を書いた人

白倉凪紗

「いこーよとりっぷ」を運営するアクトインディの新卒社員。最近ミラーレス一眼を購入し、カメラを持ってお出かけするのがマイブーム。記事を通して、ワクワクやトキメキをお届けします!

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名騎西だるま市(2025年)
ふりがなきさいだるまいち
主催者名加須市物産観光協会騎西支部
開催期間2025年2月1日
開催時間10:00~18:00(売り切れ次第終了)
開催スポット玉敷神社
住所埼玉県加須市騎西552
電話番号0480-73-1111
※電話窓口は「加須市 騎西総合支所」です(平日89:30~17:15)
アクセス【車】 東北自動車道・加須ICから約15分、 圏央自動車道・白岡菖蒲ICから約20分
【電車】 東武伊勢崎線「加須駅」北口から朝日バス(鴻巣駅・免許センター行き)乗車、バス停「騎西1丁目」下車後、徒歩で約7分/JR高崎線「鴻巣駅」から朝日バス(加須車庫行き)乗車、バス停「騎西1丁目」で下車後、徒歩で約8分
駐車場駐車場あり
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公開日2024年12月09日/更新日2024年12月09日