「わらぼっち」で寒さをしのぐ
160株以上の冬のぼたんが見頃!
東京都台東区の上野東照宮ぼたん苑で、2025年1月1日(水)~2月24日(月)まで、「第四十三回 上野・東照宮 冬ぼたん」が開催されます。
関東最大級となる約40品種160株以上の冬ぼたんが、江戸情緒あふれる境内で楽しめます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
歴史ある日本庭園「上野東照宮ぼたん苑」
1980年4月、日中友好を記念して開苑した上野東照宮ぼたん苑。
徳川家康公を御祭神とする上野東照宮の敷地内にあり、回遊形式の日本庭園では春に110品種500株、冬に40品種160株のぼたんを栽培。
秋には100品種200株のダリア(別名:天竺牡丹)も展示される、四季折々の花が楽しめる都心のオアシスです。
藁の衣をまとった冬の主役
冬の寒さから花を守るため、ぼたんたちは伝統的な「わらぼっち(藁囲い)」に包まれています。荒縄を使った男結びや、梅の花を模した飾り結びなど、職人の技が光る装飾も見どころです。
厳選された珍しい品種が勢揃い
人気の「八千代椿」「島錦」「黄冠」をはじめ、開花が難しいとされる「戸川寒」「流れ星」など、貴重な寒ぼたんを観賞できます。
冬のぼたんは気温が低い時期に咲くため、開催期間中は長きにわたり見頃が続きます。また、苑内には和ごよみに倣った装飾が施され、訪れる時期によって異なる趣きが楽しめます。
歴史的建造物と花のコラボレーション
旧寛永寺五重塔や石灯籠、枯山水の日本庭園など、江戸時代からの風情ある景観と冬ぼたんのコントラストは、写真撮影にもおすすめ。雪が降れば、さらに幻想的な景色を楽しめます。
四季の花々とのハーモニー
1月上旬からは蝋梅や早咲きの梅、2月上旬頃からはフクジュソウやマンサクなど、冬ぼたん以外の花々も次々と開花し、彩りを添えます。
新春のおでかけに、縁起の良い冬ぼたんの鑑賞はいかがでしょうか。子供と一緒に、日本の伝統文化と四季の移ろいを感じられる特別な空間を、ぜひお楽しみください。
なお、期間中の開花情報は毎日Instagramで発信されるので、おでかけ前にチェックしてみてくださいね。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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イベント名 | 第四十三回 上野・東照宮 冬ぼたん |
ふりがな | だいよんじゅうさんかいうえの・とうしょうぐうふゆぼたん |
開催期間 | 2025年1月1日 〜 2025年2月24日 |
開催時間 | 9:30~16:30(入苑締切) |
開催スポット | 上野東照宮ぼたん苑 |
住所 | 東京都台東区上野公園9-88 |
電話番号 | 03-3822-3575 |
料金 | 大人(中学生以上)1,000円、団体(15名以上)800円、会期入苑券2,500円、小学生以下無料 |
アクセス | ・JR上野駅 公園口より徒歩5分 ・京成電鉄京成上野駅 池之端口より徒歩5分 ・東京メトロ根津駅 2番出口より徒歩10分 |
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