「富士芝桜まつり」が2025年も開幕
ピーターラビットの庭園も同時OPEN

山梨県南都留郡富士河口湖町の「富士本栖湖リゾート」で、2025年4月12日（土）〜5月25日（日）まで、春の風物詩「富士芝桜まつり」が開催されます。

関東最大級となる約50万株の芝桜と富士山の絶景を楽しめるほか、同日から「ピーターラビット イングリッシュガーデン」も春季営業を開始します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

富士山と芝桜の絶景パノラマを体験

18年目を迎える2025年の「富士芝桜まつり」のキャッチコピーは「瞬間、春色トクン。」。

約15,000平方メートルの広大な敷地に、マックダニエルクッションやオータムローズなど7品種の色とりどりの芝桜が植えられています。

残雪の美しい富士山と春色のじゅうたんが織りなす絶景は、一度見たら忘れられない感動体験になることでしょう。

芝桜って桜じゃないの？芝桜とはどんな花？

「芝桜」という名前から「桜」の種類なのかなと思っている方もいると思いますが、芝桜は「ハナシノブ科」の多年草で、毎年4月から5月に花を咲かせます。直径1.5cmほどの小さな花がたくさん咲き、花の色のバリエーションも豊富。

花の形が「桜」に似ていて、茎が「芝生」のように地面を這って一面に広がる様子から「芝桜」と名前がついたとも言われています。

繊細な色合いの違いを楽しもう！会場で鑑賞できる芝桜

（上段左から）マックダニエルクッション、ジャイアントローズ、オータムローズ、多摩の流れ （下段左から）スカーレットフレーム、オーキントン・ブルーアイ、モンブラン

一言で「芝桜」と言っても、たくさんの種類があります。今回のイベントで見られる芝桜は全部で7種類。

芝桜の代表的な鮮やかなピンク色の品種は、「マックダニエル クッション」「ジャイアントローズ」「スカーレットフレーム」「オータムローズ」など。同じピンク色でも赤に近いものから淡いローズピンクまであり、グラデーションを楽しめますよ。

このなかでも、「ジャイアントローズ」は市場ではあまり流通しない貴重な品種なので、是非チェックしてみてくださいね。

ほかにも、真っ白な品種「モンブラン」や縁取りが入る「多摩の流れ」など、個性的な品種も植えられています。

ピーターラビットの世界に迷い込む

「ピーターラビット イングリッシュガーデン」は、イギリス湖水地方を舞台にした絵本の世界観を再現した首都圏最大級のイギリス式庭園です。

イギリス人ガーデンデザイナー、マーク・チャップマン氏監修のもと、約300種類の草木や花々に囲まれた庭園内を散策できます。

絵本のワンシーンを再現した「ストーリートレイル」や、富士山とピーターラビットを一緒に撮影できるフォトスポットも見どころです。

親子で楽しめる施設が充実

「ピーターラビット イングリッシュガーデン」では、絵本の世界を体感できるギャラリーや、オリジナルメニューが味わえるカフェもあります。

また、ここでしか買えないオリジナルグッズを取り揃えたショップも営業しており、子供と一緒にピーターラビットの世界を存分に堪能できます。

秋にも楽しめる「虹の花まつり」

富士本栖湖リゾートでは、秋にも「虹の花まつり」を開催予定です。ジニアやルドベキアなど15品種約8万株のカラフルな花々と夏の富士山との共演が楽しめます。

芝桜まつり期間中はピーターラビット イングリッシュガーデンも利用できるので、富士山と春の芝桜、そして絵本の世界を一度に楽しめる絶好のおでかけスポットです。ぜひ家族で訪れてみてください。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。