
桜・チューリップ・バラが続々開花
横浜で三カ月間の花巡りイベント!
港町で高層ビル群のイメージがある横浜市ですが、色とりどりの花や緑を楽しめる公園もたくさんあります。横浜市としても「ガーデンシティ横浜」を推進し、花々に彩られたまちづくりを行っており、2017年から毎年春から初夏にかけて「ガーデンネックレス横浜」を開催しています。
2025年は、3月19日(水)〜6月15日(日)まで開催されます。
横浜の街を舞台に美しい花と緑をネックレスのようにつなぐイベントで、サクラ、チューリップ、バラとリレーのように咲き誇る花々や、子供向けイベントも楽しめます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、主催者へお問い合わせください
「横浜」と「花」の深い関係

横浜市には数多くの花の名所があり、なかでもバラは関東でも有数の約160品種を観賞できる「山下公園」をはじめ、「港の見える丘公園」、「横浜イングリッシュガーデン」など有名な名所が数多くあります。バラは横浜市のシンボル花にも制定されており、横浜とバラには深いかかわりがあるんです。
横浜がバラに彩られるまちになったヒストリー

横浜とバラの関係は1859年の横浜港開港までさかのぼります。その年に、横浜港が開港されたことで、山手地区が外国人居留地として整備され西洋館が作られました。西洋館の庭先で徐々にバラが栽培されたことによって、横浜市民にもバラの栽培が広がっていきました。
その後、関東大震災で壊滅状態になった横浜に、アメリカのシアトル市から受けた援助のお礼として桜を贈ったところ、その返礼品としてバラが贈られてきました。そのバラは当時の「山下公園」や「野毛山公園」などに植えられたことにより、横浜にバラが根付いていきました。
季節ごとに変わる花々の競演

みなとエリア(都心臨海部)では、3月下旬から4月上旬にかけてさくら通りや汽車道、山手エリアなどが約300本もの桜に彩られます。


その後、4月上旬から中旬には横浜公園を中心に約70種10万本のチューリップが咲き誇り、5月上旬から下旬には山下公園や港の見える丘公園でバラが見頃を迎えます。
子供と楽しむ里山ガーデン


よこはま動物園ズーラシア隣接の里山ガーデンでは、3月19日(水)〜5月6日(火・休)まで「里山ガーデンフェスタ」が開催されます。
約10,000平方メートルの「横浜の花で彩る大花壇」で、ネモフィラやラナンキュラスなど約110品種・20万本の花々が咲き誇ります。
今春のテーマは「はるかぜの丘」で、春風の吹く里山で花に囲まれる特別なひと時を家族で過ごせます。
親子で参加!園芸の祭典
5月3日(土・祝)〜5月5日(月・祝)には、パシフィコ横浜展示ホールA・Bで「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025」が開催されます。
日本最大級の園芸イベントでは、プロのガーデナーによる展示のほか、子供たちを対象とした職業体験や木のおもちゃブースも設置されます。
中学生以下は入場無料なので、ゴールデンウィークに家族でお花や緑に親しむ絶好の機会です。
■横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025
期間:2025年5月3日(土・祝)〜5月5日(月・祝)
場所:パシフィコ横浜 展示ホールA・B
時間:10:00〜17:00(最終日16:00まで)
入場料:前売券1,500円、当日券1,800円、中学生以下無料
花と緑と一緒に食も楽しもう
イベント期間中は、「花と緑」にちなんだ「食」を楽しめる「よこはまグルメマップ花味絵図」も展開されます。
市内の対象飲食店では花や緑をテーマにした特別メニューが味わえるので、お花見の後のお食事やスイーツタイムにぴったりです。

季節の花々と共に過ごす特別な春の思い出作りに、ぜひ家族みんなで「ガーデンネックレス横浜2025」へおでかけしてみてください。
記事を書いた人

大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
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イベント名 | ガーデンネックレス横浜2025 |
ふりがな | がーでんねっくれすよこはま2025 |
主催者名 | 横浜市 |
開催期間 | 2025年3月19日 〜 2025年6月15日 |
開催スポット | 横浜市内各所(みなとエリア、里山ガーデンほか) |
住所 | 神奈川県横浜市 |
電話番号 | 050-5548-8686 NTTハローダイヤル(9時〜20時/6月16日まで) |
公式URL | 公式URLはこちら |