平安神宮で春を彩る夜のコンサート
桜音夜（さくらおとよ）2025開催！

京都市左京区の平安神宮で、2025年4月2日（水）～6日（日）にかけて、「桜音夜～紅しだれコンサート2025～」が開催されます。

1989年から続くこのコンサートは、平安神宮の美しい紅しだれ桜の下で、雅楽からジャズ、ポップスまで多様な音楽が楽しめる特別なイベントです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

120年以上の歴史が残る平安神宮

応天門（おうてんもん・神門）、大極殿（だいごくでん・外拝殿）など朱塗りの建築が美しい平安神宮は、平安遷都1100年を記念して1895年に創建された神社です。桓武、孝明両天皇がご祭神として祀られています。

社殿を取り囲むように東・中・西・南の4つの庭からなる、約3万平方メートルの広大な池泉回遊式庭園は、明治の有名な造園家7代目小川治兵衛らの手によるものです。

国の名勝にも指定されるこの庭園では、春の紅しだれ桜、初夏の杜若・花菖蒲、秋の紅葉、冬の雪景色と、訪れる人々に四季折々に風光明媚な趣を見せてくれます。

南神苑（みなみしんえん）の紅しだれ桜は、文豪・谷崎潤一郎が「紅の雲」と表現したことでも知られています。

「桜音夜～紅しだれコンサート2025～」とは？

このコンサートは、「紅しだれコンサート」は、平安建都1200年を記念し1989年に平安神宮で始まり、春の京都を彩る風物詩として親しまれてきました。

新型コロナウイルスによる中止を経て、2024年から「桜音夜」として新たに復活。幻想的な桜と平安京の景色に包まれ、特別な夜を楽しめます。

紅しだれ桜がライトアップされ、栖鳳池（せいほういけ）の鏡面に映し出される夜桜とアーティストたちの奏でる音色が京の夜を彩ります。

会場案内図

コンサートは、南神苑の桜のライトアップと東神苑での演奏を楽しむことができる「コンサート付入場券」と、ライトアップのみを楽しめる「入場券」の2種類があります。

また、京会席を含む特別なプランも用意されてており、古都京都の春を存分に楽しむことができますよ。

食事付きプラン　料理イメージ

食事付きプラン会場一例（平安神宮会館・栖鳳殿）

春の夜、京都の平安神宮で、素敵な音楽と共に、美しい桜のライトアップを家族で一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。音楽と自然の調和が織りなす一夜限りの特別な時間を体験できるチャンスです。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。