茅ヶ崎の春の一大イベント
「大岡越前祭」で歴史を体験
神奈川県茅ヶ崎市のJR茅ケ崎駅周辺や大岡家菩提寺の「浄見寺」周辺で、2025年4月19日(土)、20日(日)の2日間にわたって、「第70回大岡越前祭」が開催されます。
茅ヶ崎市の4大イベントの一つとして親しまれてきた「大岡越前祭」が、今年は記念すべき第70回目を迎える「大岡越前祭」をご紹介します。
2日間にわたる多彩なプログラム
1日目の4月19日(土)には、茅ケ崎駅北口ペデストリアンデッキで市内の高校や大学の吹奏楽部による駅前コンサートが開催されます。美しい音色に耳を傾けながら、祭りの雰囲気が楽しめます。
また同日、大岡家菩提寺の「浄見寺」では墓前祭が行われ、第70回を記念した特別な「墓前越前行列」も実施されます。親子で江戸時代の衣装を身にまとった行列が「浄見寺」付近を練り歩く様子は、まるで歴史絵巻のよう! 子供と一緒に江戸時代にタイムスリップした気分が味わえますよ。
見逃せない!豪華ビッグパレード
祭りのハイライトは2日目の4月20日(日)に開催される「ビッグパレード」です。江戸時代の衣装に身を包んだ多くの参加者による華やかなパレードが市内を練り歩きます。色鮮やかな衣装と賑やかな掛け声が茅ヶ崎のまちを彩り、子供たちにも大人気のイベントとなっています。
大岡越前祭の歴史
「大岡越前祭」の始まりは約110年前にさかのぼります。江戸時代中期の名奉行として知られる大岡越前守忠相公の功績をたたえ、1913年(大正2年)に大岡家の菩提寺である「浄見寺」で贈位祭が行われたのが起源です。
大岡家は茅ヶ崎の堤村を領地として治めており、「浄見寺」には初代忠勝から13代まで一族累代の墓碑58基が整然と並んでいます。関東大震災や戦争などで一時中断していましたが、昭和31年に復活し、以来茅ヶ崎の春祭りとして親しまれています。
産業フェアも同時開催!
「大岡越前祭」と合わせて楽しみたいのが「ちがさき産業フェア2025」です。19日(土)と20日(日)の両日、「第一カッターきいろ公園(中央公園)」で開催されます。地元の特産品や飲食ブースなど、家族で楽しめる出店が多数出展予定です。
親子で茅ヶ崎の歴史を学びながら楽しめる絶好の機会になる「大岡越前祭」。歴史ある春祭りで、江戸時代の名奉行・大岡越前守の世界を親子で体験してみませんか。
イベント基本情報
| |
---|---|
イベント名 | 第70回大岡越前祭(2025年) |
ふりがな | だい70かいおおおかえちぜんさい |
主催者名 | 第70回大岡越前祭実行委員会 |
開催期間 | 2025年4月19日 〜 2025年4月20日 |
住所 | 神奈川県茅ヶ崎市元町 |
駐車場 | 駐車場なし |
公式URL | 公式URLはこちら |