天然記念物の「日本3大長鳴鶏」が集結!美声を聴き比べる「長鳴鶏の鳴き合わせ会」
毎年5月4日 〜 5月5日

天然記念物の「日本3大長鳴鶏」が集結!美声を聴き比べる「長鳴鶏の鳴き合わせ会」

彌彦神社 長鳴鶏の鳴き合わせ会
ながなきとりのなきあわせかい
体験する
歴史・文化を感じる
新潟県西蒲原郡弥彦村

新潟県弥彦村の「彌彦(やひこ)神社」では、毎年5月4日と5日に「長鳴鶏の鳴き合わせ会」が開催されます。

4日の午後と5日の午前の2回行われるこの催しでは、国の天然記念物に指定されている貴重な品種の鶏を見ることができます。本記事では、「彌彦神社」の歴史やイベントの様子、子供との楽しみ方などを紹介します。

※本記事は例年の開催状況をもとに構成しています。最新情報と異なる場合がありますので、おでかけの際は必ず公式サイト等をご確認ください

「長鳴鶏の鳴き合わせ会」が開催される「彌彦神社」とは?

多くの人でにぎわう彌彦神社(写真提供:弥彦観光協会)
多くの人でにぎわう彌彦神社(写真提供:弥彦観光協会)

「長鳴鶏の鳴き合わせ会」の開催地は、“おやひこさま”の愛称で親しまれる新潟県弥彦村のシンボル、「彌彦神社」です。

御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)のひ孫、天香山命(あめのかごやまのみこと)。

崇神(すじん)天皇の御代(紀元前97~30年)に創建された、2,400年以上の歴史を持つ古社で、日本最古の万葉集にも詠(うた)われています。

境内に一歩入ると厳かで神秘的な空気に包まれます(写真提供:弥彦観光協会)
境内に一歩入ると厳かで神秘的な空気に包まれます(写真提供:弥彦観光協会)

樹齢400年を超える杉や欅(けやき)に囲まれた境内は神々しく、一足踏み入れるだけで不思議なパワーを感じられます。

4万坪におよぶ広々とした境内には、親子におすすめのスポットがたくさんありますよ。

天然記念物の鶏を保護、育成している「日本鶏舎」

「彌彦神社」の「日本鶏舎(けいしゃ)」(写真提供:彌彦神社)
「彌彦神社」の「日本鶏舎(けいしゃ)」(写真提供:彌彦神社)

「彌彦神社」の東参道をまっすぐ進み、「重軽(おもかる)の石」を右折すると「日本鶏舎」が見えてきます。

鶏は天照大御神の「天の岩戸神話」(※)に登場するなど、神道とゆかりがあり、古くから日本人になじみ深い動物。

「彌彦神社」では、新潟県で昔から飼育され、国の天然記念物でもある「蜀鶏」(とうまる)などの貴重な在来種を、「日本鶏舎」で保護、育成し展示しています。

お詣りした際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

※太陽神である天照大御神が岩の洞窟に隠れたことで世界が暗闇に包まれたという有名な神話

日本鶏品評会で行われる「長鳴鶏の鳴き合わせ会」

境内に設けられた台の上で鳴きます(写真提供:弥彦観光協会)
境内に設けられた台の上で鳴きます(写真提供:弥彦観光協会)

例年5月4日と5日に、「彌彦神社」の境内では、日本鶏の保護と育成を行う「彌彦神社日本鶏の会」の会員をはじめ、県内外の愛好家による「日本鶏品評会」が行われます。

蜀鶏などの貴重な品種が200羽ほど出品展示され、その姿の美しさや鳴き声を競い合う催しです。

そのなかで、鶏の鳴き声の長さを競わせるのが「長鳴鶏の鳴き合わせ会」と呼ばれるイベント。

なかには、ギネスブックに載るほど長く鳴く鶏もいるそうですよ!

天然記念物の「日本3大長鳴鶏」はどんな鳴き声をしているの?

ずらりと並ぶ長鳴鶏(写真提供:弥彦観光協会)
ずらりと並ぶ長鳴鶏(写真提供:弥彦観光協会)

品評会に出場する鶏のなかでも、国の天然記念物に指定されている「蜀鶏 」「東天紅」(とうてんこう)、「声良」(こえよし)は「日本三大長鳴鶏」と呼ばれ、それぞれ個性的な鳴き声をしています。

  • 蜀鶏:新潟県原産で、独特の抑揚がある「ろの字鳴き」が特徴
  • 東天紅:ソプラノ調の澄んだ鳴き声で、蜀鶏や声良よりも鳴き声が長いのが特徴
  • 声良:「棒鳴き」と呼ばれる唸り声のような「ゴッゴ、ゴーオ」という鳴き声で、もっとも低音

「彌彦神社」に聞いた「長鳴鶏の鳴き合わせ会」の注目ポイント&楽しみ方

見た目も美しい長鳴鶏(写真提供:弥彦観光協会)
見た目も美しい長鳴鶏(写真提供:弥彦観光協会)

「彌彦神社」で同行事を担当されている太田敏文(おおたとしふみ)さんによると、「鳴き声が15秒以上続けば十分に長鳴きですが、まれに20秒を超える鶏がいます」とのこと。

「また、鳴き声の長さだけではなく、3種(蜀鶏・東天紅・声良)それぞれの特徴ある鳴き声を聴くのも楽しみ方のひとつですよ」(彌彦神社技師・太田敏文さん/取材時)

鶏たちのさまざまな鳴き声に、親子の会話が弾みそうですね。

ゴールデンウィークは、新潟県の「彌彦神社」までぜひ足をのばしてみてください。

とりっぷノート★重軽の石で吉凶を占おう

重軽の石(写真提供:彌彦神社)
重軽の石(写真提供:彌彦神社)

「彌彦神社」の境内には、「重軽の石」と呼ばれるふたつの石があります。これは、持ち上げた時の重量感で吉凶を占う石占い。親子でならんで挑戦してみて! 「意外と軽い」と感じたら、願いが叶うかも!?(いこーよとりっぷ編集部)

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名彌彦神社 長鳴鶏の鳴き合わせ会
ふりがなながなきとりのなきあわせかい
開催期間毎年5月4日 〜 5月5日
開催スポット彌彦神社
住所新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
料金入場無料
アクセス【車】北陸自動車道・三条燕ICより約30分/巻潟東ICより約30分
【電車】JR弥彦線「弥彦駅」から徒歩で約15分
駐車場駐車場あり
関連URL
公開日2025年04月24日/更新日2026年04月22日