国内でも数少ない鬼師の技に触れる
日本伝統の鬼瓦の製作体験
鬼瓦は昔から神社やお寺、民家などの厄災除けとして屋根先につけられてきましたが、住居環境の変化により今ではすっかり見る機会も減ってしまっています。
そんな鬼瓦を現代の家にも使えるように開発された、「鬼瓦を使った表札」が最近評判になっているのをご存知でしょうか。
開発したのは、埼玉県小川町にある国内でも数少ない鬼瓦の工房「富岡鬼瓦工房」と小川町のまちおこしを推進する「株式会社おいでなせえ」。
次回の鬼瓦の表札を自分で作れるイベントは2023年1月15日(日)に「埼玉伝統工芸会館」で開催予定です。
埼玉県伝統工芸士に認定、小川町で受け継がれる鬼瓦の技術
埼玉県小川町は、埼玉のほぼ中央に位置する緑豊かなまち。池袋から電車で約70分で到着する利便性から、近年では、ベッドタウンとしても人気を集めています。
一方で、小川町は、和紙作りや地酒など受け継がれてきた伝統技術が数多く根付いており、歴史と文化のまちでもあります。
そんな歴史あるまちに、日本古来から伝わる鬼瓦の技術を継承する工房「富岡鬼瓦工房」はあります。
鬼瓦を作る技術を継承する技術者は「鬼師(鬼板師)」と呼ばれ、現在では国内でわずか80人ほどしかいません。「富岡鬼瓦工房」の富岡さんは埼玉県伝統工芸士にも認定された「鬼師(鬼板師)」なのです。
鬼瓦を現代風にアレンジ!家の玄関に飾る「鬼面表札」を作ろう!
今回のイベントでは、鬼瓦を家の表札にアレンジした「鬼面表札(アマビエ表札)」を手作り体験します。「鬼面表札(アマビエ表札)」とは、現代の住環境では、鬼瓦が使われることが少なくなったため、この技術を生かし開発された表札です。
大切な家の顔にもなる表札を、伝統工芸の技を体験しながら家族で制作体験できる人気の本イベント。鬼師から直接指導してもらえる貴重な機会にもなります。
世界で1つだけのオリジナルの表札を作ってみませんか。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 「鬼面・アマビエ表札」制作体験 |
ふりがな | きめん・あまびえひょうさつせいさくたいけん |
開催期間 | 2023年1月15日 |
開催時間 | 10:00~15:00頃 約4時間 |
開催スポット | 埼玉伝統工芸会館 |
住所 | 埼玉県比企郡小川町小川1220 |
料金 | 11,000円(税込) ※表札固定用の台座もオプションとして取り付け可能です。+1,500円(税込) ※別途送料1,300円(送料は体験当日に現金でのお支払いとなります) ※近隣の方は、おいでなせえ小川町駅前店での受取も可能です。 |
アクセス | 【電車】 小川町駅から小川パークヒル行バス「伝統工芸会館前」下車 徒歩1分 【車】 関越自動車道「嵐山・小川」ICから車で10分 |
駐車場 | 駐車場あり |
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