
【2025】花菖蒲咲く初夏の風物詩
電車も見られる江戸川河川敷の祭り
京成本線「江戸川駅」から徒歩約5分の「小岩菖蒲園」では、毎年6月に約5万本の花菖蒲が咲き誇ります。
2025年は6月7日(土)〜22日(日)に「小岩菖蒲園まつり」を開催。広々とした河川敷で、初夏の風を感じながら美しい花菖蒲とともに楽しいひとときを過ごせます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
小岩菖蒲園の歴史:地元の想いが育んだ花の名所

江戸川河川敷に広がる「小岩菖蒲園」は、1982年(昭和57年)に開園。地元住民から寄贈された花菖蒲をもとに、約4,900平方メートルの"しょうぶ田"が整備されました。

現在では、5月に咲く早咲きの花菖蒲「棚田の藤桜」から始まり、見頃の6月を迎えると約100種、5万本の花菖蒲が咲き誇ります。園内には舗装した通路が巡らされているので、ゆっくり回遊して鑑賞できますよ。
小岩菖蒲園で楽しめるおもな花菖蒲の品種
小岩菖蒲園では様々な系統の花菖蒲を鑑賞することができます。園内には野生種、江戸系、肥後系など約100種の花菖蒲が植えられています。その一部をご紹介します。
野生種

野花菖蒲(のはなしょうぶ)
三英花形の繊細な美しさが魅力。
北野麗人(きたのれいじん)
自然な佇まいで涼やかな印象を与えます。
江戸系

蛇の目傘(じゃのめがさ)
六英花形で、中央の模様が特徴的。
江戸紫(えどむらさき)
気品あふれる紫色が美しい、江戸時代から伝わる名花。
沖津白波(おきつしらなみ)
白い波のように広がる優雅な花姿。
肥後系
淡路島(あわじしま)
六英花形でふわりと広がる華やかさ。
北洋(ほくよう)
爽やかなブルーが印象的。
満月の恋(まんげつのこい)
八重咲きの豪華な黄色い花が咲き誇ります。
伊勢系(早咲き)
棚田の藤桜(たなだのふじざくら)
5月から咲き始める人気品種。藤色の優しい色合いが特徴です。
紹介した品種以外にも、園内には個性豊かな花菖蒲が咲き競い、散策のたびに新たな発見があります。お気に入りの一輪を探してみませんか?
電車好きの子供は必見!江戸川橋梁を通過するスカイライナーがかっこいい!

小岩菖蒲園から見える江戸川橋梁には、さまざまな電車が通過します。なかでも、スタイリッシュな京成スカイライナーは子供から人気! 「次はどんな電車がくるんだろう」と、親子でワクワクしながら盛り上がれますね♪
イベント開催中の週末には模擬店も!
「小岩菖蒲園まつり」期間中の土・日曜は、10時から15時まで模擬店が並び、にぎやかな雰囲気を楽しめます。
まつり期間中の土・日曜は、JR総武線「小岩駅」南口2番乗り場から「小岩菖蒲園」までの直通ラッピングバス(所要時間約10分)も運行されます。
さらに、2025年6月7日(土)と8日(日)には、足立区で開催されるイベント「しょうぶまつり&世界の食広場」の会場のひとつ「しょうぶ沼公園」へ無料シャトルバスが運行されます(所要時間約30分)。あわせて訪れてみてくださいね。
とりっぷノート★より楽しむためのポイント
開放感たっぷりの「小岩菖蒲園」。近くには大きなグラウンドがあり、少年野球の観戦もできますよ。普段は穏やかな園内ですが、花菖蒲が満開になる6月上旬から中旬にかけては混雑が予想されます。花を傷つける恐れもあるので、ボール遊びなどはしないようにしましょう(いこーよとりっぷ編集部)
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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イベント名 | 小岩菖蒲園まつり(2025年) |
ふりがな | こいわしょうぶえんまつり |
主催者名 | 江戸川区 |
開催期間 | 2025年6月7日 〜 2025年6月22日 |
開催スポット | 小岩菖蒲園 |
住所 | 東京都江戸川区小岩4 |
アクセス | 京成本線「江戸川駅」から徒歩で5分 |
備考 | ■河川敷入り口ゲート開放時間 8:30~18:30 ※天候により利用時間を変更または閉鎖する場合あり ■駐車可能台数 約300台(河川敷グランド利用者と共用) ※土・日曜は公共交通機関がおすすめ |
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