
小石川後楽園に660株の花菖蒲
伝統芸能や縁起の良いお団子も
東京都文京区の「小石川後楽園」で、2025年5月24日(土)~6月8日(日)まで、「花菖蒲を楽しむ ~初夏の大名庭園を彩る優雅な紫~」が開催されます。
現存する大名庭園の中でもっとも古い小石川後楽園で、白や紫色に輝く美しい660株のハナショウブを間近で楽しめるイベントです。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
特別な木道から間近で鑑賞できる花菖蒲

期間中は菖蒲田の脇に特別な木道「花菖蒲の小道」が設置されます。通常では近づけない場所からハナショウブを間近で観賞できる、この時期だけの特別な体験となっています。
古典文学や和歌にもしばしば登場するハナショウブの優雅な佇まいをゆっくりと堪能することができるチャンスです。
伝統芸能と特別講座で花菖蒲の魅力を深く知る

6月7日(土)には、松原で「宝生流能楽公演」が開催されます(11:30~、13:30~の2回公演)。
文京区内に能楽堂を有する伝統ある能楽流派「宝生流」による約30分の公演で、観覧費は無料(入園料別途)です。

また、5月31日(土)には「花菖蒲を読み解く―歴史・文化・品種の魅力―」と題した特別講座が涵徳亭で開かれます。
ハナショウブの歴史や文化、品種の魅力について詳しく学ぶことができますよ。
こちらも参加費は無料(入園料別途)ですが、公式サイトから事前に申し込む必要があります。
庭園ガイドと炭火団子で庭園の魅力を満喫

毎週土・日・月曜日には、11:00と14:00から庭園ガイド(参加費無料)が行われます。各回約60分で、ボランティアの案内で園内散策を楽しめます。
集合場所はシダレザクラ前広場で、雨天時は中止となります。

土日限定で販売される「三福団子」も見逃せません。大福・幸福・裕福の三つの福が一体になった縁起の良いお団子は、炭火でじっくり焼き上げられ、特製のくるみ味噌だれや醤油だれで味わうことができます。
歴史ある庭園で咲き誇るハナショウブと伝統文化にふれる贅沢なひととき。初夏のおでかけにいかがでしょうか。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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イベント名 | 花菖蒲を楽しむ ~初夏の大名庭園を彩る優雅な紫~ |
ふりがな | はなしょうぶをたのしむ~しょかのだいみょうていえんをいろどるゆうがなむらさき~ |
開催期間 | 2025年5月24日 〜 2025年6月8日 |
開催時間 | 9時~17時(最終入園16時30分) |
開催スポット | 小石川後楽園 |
住所 | 東京都文京区後楽1-6-6 |
料金 | 入園料:一般300円、65歳以上150円 ※小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料 |
アクセス | JR水道橋駅下車 西口 徒歩5分(東門)、都営地下鉄大江戸線飯田橋駅C3出口から徒歩3分(西門) |
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