
キリコと神輿が暴れ回る!能登の夏を彩る勇壮な祭り「あばれ祭」の見どころ
石川県能登町(のとちょう)の宇出津(うしつ)エリアでは、毎年7月第1金曜日と土曜日の2日間にわたって、伝統的な祭り「あばれ祭」が開催されます。
1日目は巨大な御神灯(ごしんとう)であるキリコが大松明の火の粉を浴びながら乱舞し、2日目はキリコに加えて神輿(みこし)も登場します。
能登のキリコ祭りの先陣を切る勇壮な「あばれ祭」の歴史と見どころをご紹介します。
※本記事の一部は例年の開催内容をもとに構成しています。最新情報と異なる場合がありますので、おでかけの際は必ず公式サイト等をご確認ください
※サムネイル写真提供:辻野 実
「あばれ祭」とは

「あばれ祭」は、毎年7月第1金・土曜に行われる、「宇出津八坂神社」の祭りです。
祭りでは、能登地方の夏から秋にかけて行われる祭りで使用される大きな灯ろう型の行灯であるキリコが2日間を通して宇出津のまちを練り歩きます。
さらに2日目には、キリコに加えて2基の神興が登場。神輿は海や川、火の中に投げ込まれたり、地面に叩きつけられたりするなどの大暴れが行われます。
能登のキリコ祭りの先陣を切る祭りで、数あるキリコ祭りの中でも最も勇壮で荒々しい祭りのひとつとして知られています。
あばれ祭の歴史を知ろう!

「あばれ祭」は、江戸時代の寛文年間に宇出津で疫病が流行した際に、京都の祇園社(八坂神社)から牛頭天王(ごずてんのう)を勧請(かんじょう)し、盛大な祭礼を行ったことに始まります。
そのとき、大きな青蜂があらわれて病人を刺したところ、たちまち病が完治。
地元の人々はこのハチを神の使いと考えて崇めるようになり、大きなキリコを作り、「大泥棒ボー、ハチや刺いた」とはやしながらまちを練り歩いたのが「あばれ祭」の由来といわれています。
祭りで人々が暴れまわる理由は?

八坂神社の祭神である須佐之男命(すさのおのみこと)は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟神であり、古事記や日本書紀にも荒々しく勇ましい神として描かれています。
須佐之男命は通称・牛頭天王としても知られ、そのご祭神を祀った神輿を叩き壊すなどの乱暴な行為は、神輿の興奮によって神の力を呼び起こし、人々が神さまに近づくためのものと信じられてきました。
このような荒々しいふるまいは、勇ましさを好む神にとっても喜ばしいこととされています。
見どころ・開催情報

2日間にわたり開催される「あばれ祭」の見どころをご紹介します。
【見どころ1】1日目:キリコと大松明の競演
初日の夜、キリコの行列が大松明の火の粉を浴びながら宇出津のまちを練り歩く幻想的かつ迫力満点の光景。
【見どころ2】2日目:神輿の大暴れ
神輿が海や川に投げ込まれ、男衆がもみくちゃになりながら暴れまわる、他の祭りでは見られない独自の迫力。
とりっぷノート♪交通アクセスについて
例年、交通規制が実施されたり、駐車場やシャトルバスの運行状況が変わることがあります。おでかけ前に必ず公式サイトや能登町のお知らせをご確認ください。(いこーよとりっぷ編集部)
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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|---|---|
| イベント名 | 能登 あばれ祭 |
| ふりがな | のと あばれまつり |
| 主催者名 | 宇出津祭礼委員会 |
| 開催期間 | 毎年7月第1金・土曜日 |
| 開催スポット | 宇出津地区 |
| 住所 | 石川県鳳珠郡能登町宇出津 |
| 電話番号 | 0768-62-8526 ※電話窓口は「能登町ふるさと振興課」です |
| 料金 | 観覧無料 |
| アクセス | 【車】能越自動車道・のと里山空港ICから約30分 |
| 公式URL | 公式URLはこちら |
