花を奪い合い魔除けや豊作を祈願！
出羽三山神社例大祭（花祭り）開催

山形県鶴岡市の羽黒山（はぐろさん）山頂では、2025年7月15日（火）に、「出羽三山神社例大祭（花祭り）」が開催されます。

当日は、出羽三山神社の社殿で祭事が執り行われたあと、3基の神輿（みこし）が渡御（とぎょ）されます。

今回は、「出羽三山神社」に「出羽三山神社例大祭（花祭り）」の歴史や開催情報を教えていただきました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「出羽三山神社例大祭（花祭り）」とは

荘厳な雰囲気に包まれた羽黒山で祭事が行われます

「出羽三山神社例大祭（花祭り）」は、毎年7月15日に開催されます。

その名の通り、この祭りは出羽三山の神社の例大祭で、稲の開花期にあたって、災厄が起こらないことを祈願するために行われます。

祭りでは、御本殿（三神合祭殿）の祭事が執り行われたあと、三山の神輿が「御手洗池（鏡池）」の周りを練り歩きます。

祭りの見どころは？

大勢の参拝者が花を奪い合う様子は迫力満点！（撮影：西村春彦）

神輿渡御では、稲の花に見立てた造花をつけた梵天（ぼんてん）が行列に加わります。この花梵天が巡行することから、祭りは「花祭り」の通称でも親しまれています。

古くから、神前に供えられた花は魔除けや豊作のお守りとしてご利益があるといわれています。

鏡池を神輿とともに一周したあと、境内を埋め尽くした参拝客たちがこの花を奪い合うのが祭りの最大の見どころ！

花を手にした参列者は神の恩恵が受けられ、家内安全・五穀豊穣・商売繁盛の幸運が授けられるといわれています。

2025年の開催情報

社殿で行われる祭事にも多くの参列者が訪れます

2025年の「出羽三山神社例大祭（花祭り）」は、7月15日（火）に執り行われます。

今年も、例年通り社殿で祭事が行われたあと、神輿と花梵天が羽黒山山頂を練り歩きます。

花の奪い合いは参列者であれば誰でも参加できるので、ぜひママパパも幸運を祈願して挑戦してみてくださいね。

「出羽三山神社例大祭（花祭り）」に家族みんなで訪れて、一年を安全に健康に過ごせるよう祈願してみてはいかがでしょうか。

とりっぷノート♪出羽三山神社ってこんなところ！

月山を背に望む出羽三山神社の大鳥居。息をのむような絶景が広がります

出羽三山とは、「羽黒山」「月山」「湯殿山」の3つの山の総称です。月山を主峰に、峰続きの北の端に羽黒山があり、月山の西方に湯殿山があります。

出羽三山神社は、月山神社、湯殿山神社、羽黒山（出羽神社）の3つの神社を総称したものです。例祭が行われる7月15日には、祭事と同時に、各社で伝統芸能の奉納が行われます。（いこーよとりっぷライター：杞山穂花）

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！