日本唯一の白紅花畑も!3万本の絶景
おくのほそ道天童紅花まつり
山形県天童市の「上貫津(かみぬくづ)紅花畑」では、2025年7月5日(土)と6日(日)の2日間にわたって、「第38回おくのほそ道天童紅花まつり」が開催されます。
祭りでは、松尾芭蕉も句に詠んだという天童の紅花を見られるほか、紅花を使ったミニリース作りなどのワークショップも実施!
今回は、主催の天童紅花まつり実行委員会事務局である「天童市商工観光課」に「第38回おくのほそ道天童紅花まつり」の魅力や開催情報を教えていただきました。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「おくのほそ道天童紅花まつり」とは
「おくのほそ道天童紅花まつり」は、紅花の見頃に合わせて、毎年7月上旬に開催されます。
会場の「上貫津紅花畑」では、標高1,984mの霊峰である月山(がっさん)を遠くに望みながら、約3万本の紅花が咲き誇り、辺り一面を鮮やかな黄色に染め上げます。
紅花の観賞だけではなく、開催期間中は、紅花を使ったさまざまなワークショップや、紅花を使ったお菓子の販売会など、多彩なイベントも行われます。
さらに、来場者特典として、先着で紅花や紅花入りの手作りクッキーなどのプレゼントもあり、お楽しみが盛りだくさんな祭りになっています。
天童の紅花の歴史や魅力をご紹介♪
紅花は、キク科の1年草で、7月の梅雨の時期から梅雨明けにかけて、真黄色の花を咲かせます。花弁から染料や口紅の元になる色素がとれるのが大きな特徴です。
現在の山形県の地域に紅花が伝わったのは、室町時代末期と考えられています。そして、江戸時代の中期を境に、最上川流域(出羽最上)で急速に栽培が拡大していきました。
天童の紅花は、元禄2年(1689年)7月13日に、俳聖・松尾芭蕉が天童の地を訪れ、「まゆはきを 俤にして 紅粉の花」の句を詠んだことで知られています。
天童市では、今もなお、芭蕉の心を打ったその美しい紅花が大切に守り継がれています。
2025年の開催情報

「第38回おくのほそ道天童紅花まつり」は、2025年7月5日(土)と6日(日)の2日間にわたって行われます。
今年は、例年のイベントに加え、キッチンカーの出店のほか、日本唯一の白紅花畑の設置など、新しい試みも!
それだけではなく、7月5日(土)10時20分~16時(行きの最終は15時頃)、6日(日)9時20分~15時(行きの最終は14時頃)で「道の駅天童温泉」から「上貫津紅花畑」間の無料シャトルバスも新たに運行し、さらにアクセスが便利になりました。
もちろん、親子で参加するのにおすすめなワークショップも例年に引き続き開催されます♪
紅花ミニリース作り
紅花をあしらった、ミニリースづくりのワークショップは、作業工程も簡単なので、親子で参加するのにぴったり♪ お家に持ち帰って、リビングや玄関に飾るのもおすすめです。
紅花リップクリーム作り
紅花の粉末を入れてリップクリームを作る「紅花リップクリーム作り」は、ママに大人気! 紅花は食用花でもあるので、安心して使えるのもポイントです。
■各ワークショップイベント
開催日時:7月5日(土)は10:30~16:00、7月6日(日)は 9:30~15:00
料金:紅花染め、紅花すり染め、紅花リップクリーム作り500円、紅花ミニリース作り300円
可憐な紅花を観賞できるだけではなく、親子で楽しめるイベントが盛りだくさんの「第38回おくのほそ道天童紅花まつり」。ぜひ親子で訪れて、夏の素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
とりっぷノート♪2025年の来場者特典をチェック!
2025年も、例年と同じく来場者特典が用意されています! 配布は先着順となるので、早めの来場がおすすめですよ。
【7月5日(土)10:30~】
・紅花プレゼント…先着50名
・紅花入り手作りクッキー…先着100名
【7月5日(土)10:30~、7月6日(日)9:30~】
・紅花の種プレゼント…先着50名(各日)
(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
イベント基本情報
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イベント名 | 第38回おくのほそ道天童紅花まつり |
ふりがな | だい38かいおくのほそみちてんどうべにはなまつり |
主催者名 | 天童紅花まつり実行委員会事務局(天童市商工観光課内) |
開催期間 | 2025年7月5日 〜 2025年7月6日 |
開催時間 | イベントによって異なる |
開催スポット | 上貫津紅花畑 |
住所 | 山形県天童市貫津88 |
電話番号 | 023-654-1111 ※電話窓口は「天童市役所」です |
料金 | 入場無料 |
アクセス | 【車】山形自動車道・山形北ICから約15分 【電車】JR奥羽本線「天童駅」からタクシーで約10分 |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | ※臨時駐車場は「じゃがらむら交流センター」、「じゃがらむら交流センター南側」、「じゃがらむら管理棟隣」の3カ所に設置 |
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