
600年以上の歴史がある川祭り「尾張津島天王祭」迫力ある時代絵巻を鑑賞しよう
愛知県津島市の「天王川公園」では、毎年7月第4土曜・日曜の2日間、日本有数の規模を誇る「尾張津島天王祭」が開催されます。
「大阪天満宮」の「天神祭」、「厳島神社」の「管絃祭」と並び"日本三大川祭"のひとつに数えられており、2016年(平成28年)にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
提灯をまとったまきわら船が天王川に浮かぶ「尾張津島天王祭」の歴史と見どころをご紹介します。
※本記事の一部は例年の開催内容をもとに構成しています。最新情報と異なる場合がありますので、おでかけの際は必ず公式サイト等をご確認ください
「尾張津島天王祭」ってどんな祭り?

600年近く前から続く「尾張津島天王祭」では、さまざまな行事や神事が行われます。
なかでも、7月の第4土曜の夜間に「天王川公園」内の「丸池」で行われる「宵祭」と、翌日の午前に行われる「朝祭」は、祭りのハイライトです。
「宵祭」「朝祭」ともに祭舟(まつりぶね)が、「丸池」を渡る光景を見ることができますが、祭りの雰囲気も魅力も異なります。それぞれの見どころをご紹介していきます。
【見どころ1】きらびやかな「宵祭」

「宵祭」は、およそ500個の提灯が飾り付けられた「まきわら船」と呼ばれる5艘(そう)の祭舟が「丸池」を渡ります。
「まきわら船」が向かうのは、池の北端にある御旅所(おたびしょ)と呼ばれる、神輿(みこし)などが休憩する場所です。到着すると乗船者たちは船を降り、「津島神社」から渡御(とぎょ)された神輿に拝礼します。
津島笛(つしまぶえ)を奏でながら水上を巡る「まきわら船」。提灯が水面に映る光景は幻想的で人々の心を打ちます。
【見どころ2】勇壮な姿が見られる「朝祭」

「朝祭」では、「宵祭」の5艘の船が提灯を外し、能をモチーフにした人形などを乗せた「車楽舟」(だんじりぶね)となり登場します。
さらに、5艘の津島市の隣にある愛西(あいさい)市から来る「市江車」(いちえぐるま)を先頭に加え、計6艘で「丸池」を渡っていきます。
古楽を奏でながら、水面を進む船は池の中央部分に浮かぶ中之島付近へ向かいます。
船が中之島に近づくと、10人の「鉾持」(ほこもち)が、悪霊や邪霊を打ち払うことができるといわれる「布鉾」(ぬのぼこ)を持って次々と池に飛び込みます。
鉾持たちが、池を泳ぎ、池の端に建つ「津島神社」に向かって走っていく勇姿は一見の価値あり。子供も釘(くぎ)付けです。

例年、1日目の土曜18時~21時30分頃には、「天王川公園」内やその周辺に飲食店の露店が立ち並び、屋台グルメを味わうことができます。
提灯の明かりが美しい「宵祭」、迫力あふれる儀式を鑑賞できる「朝祭」にぜひ足を運んで、それぞれの魅力を直に確かめてみませんか。
とりっぷノート♪春は「天王川公園」で藤を眺めよう

「天王川公園」では、例年4月中旬から5月上旬にかけて「尾張津島藤まつり」が開催されます。園内では、長さ275m、面積約5,034平方メートルの見事な藤棚を眺めることができます。
例年は、飲食店の露店やキッチンカーの出店、野点(のだて/屋外で行われる茶会)などがあり、親子で楽しむことができますよ♪(いこーよとりっぷ編集部)
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
| |
|---|---|
| イベント名 | 尾張津島天王祭 |
| ふりがな | おわりつしまてんのうまつり |
| 主催者名 | 津島市観光協会、ほか |
| 開催期間 | 毎年7月第4土・日曜日 |
| 開催スポット | 天王川公園、ほか |
| 住所 | 愛知県津島市宮川町1地内外 |
| 電話番号 | 0567-28-8051 ※電話窓口は「津島市観光協会」です |
| アクセス | 【電車】名鉄津島線「津島駅」から徒歩で約25分 |
| 駐車場 | 駐車場あり |
| 公式URL | 公式URLはこちら |
| 公式SNS | |
