日本の伝統、雅楽に親しもう！
子供のための雅楽コンサート

今ではお正月や結婚式など、限られたシーンでしか見ることのない日本伝統の音楽「雅楽」を、子供でも楽しめるような演出を加えた「伶楽舎 子どものための雅楽コンサート2025」が2025年7月24日（木）に東京都内で開催されます。

実際に演奏の体験などもできるコンサートの内容と「雅楽」についてご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「伶楽舎 子どものための雅楽コンサート2025」会場周辺の天気

予報地点：東京都新宿区

2025年6月19日 03時00分発表

6月19日(木)

晴れ 時々 くもり

最高[前日差]33℃[-1]

最低[前日差]21℃[-1]

時間	0-6	6-12	12-18	18-24
降水確率	---	---	10	10

6月20日(金)

くもり 時々 晴れ

最高[前日差]31℃[-2]

最低[前日差]23℃[-1]

時間	0-6	6-12	12-18	18-24
降水確率	0	0	10	10

情報提供：

雅楽ってどんな音楽？

イメージ

「雅楽」は、約1300年前から伝わる日本固有の古典音楽です。仏教が伝来した飛鳥時代から平安時代にかけての約400年の間に、中国をはじめとしたアジアから伝えられた音楽に日本独自の様式が加えられたものです。

「雅楽」は器楽合奏のみの「管絃（かんげん）」と踊りと共に演奏される「舞楽」があります。

演奏は、オーケストラと同じように、管楽器、絃楽器、打楽器で編成されています。管楽器は、細長い竹の筒を並べた「笙（しょう）」や、縦笛の「篳篥（ひちりぎ）」、横笛の「龍笛（りゅうてき）」の3つ。

弦楽器は、正倉院の宝物としても残されている「琵琶」と雅楽の楽器のなかでも親しみのある「箏（こと）」の2つ、打楽器は3種類の太鼓が「管絃」では使われます。「舞楽」では演舞の種類によってはこれらの楽器に加えて、別の楽器も用いられることもあります。

伶楽舎とは？

「伶楽舎（れいがくしゃ）」は、雅楽の合奏研究と演奏を目的に1985年に創立された雅楽演奏グループです。国内外での公演や現代作曲家とのコラボレーション、古典曲の復元演奏、さらには子供向けの教育活動など幅広い活動を展開しています。

おもに、年3回の自主公演（定期公演2回、子どものための雅楽公演1回）を継続して行い、全国の学校や公共施設でのワークショップ、レクチャーコンサートなども開催しています。

「伶楽舎 子どものための雅楽コンサート2025」開催情報

約1,300年にわたる歴史を持つ日本の伝統音楽「雅楽」を、子供たちが楽しく体験できる毎年恒例のコンサートが2025年も7月24日（木）に開催されます。

本コンサートでは、古典作品はもちろん、子供でも楽しみながら「雅楽」に親しめるよう、今回のコンサートのために新しく作曲された曲も演奏されます。また、楽器紹介のコーナーや実際に楽器に触れて演奏体験ができる時間もありますよ。

コンサートの内容

日本古来の装束を身にまとって演奏するコンサートの演者たちを観ることで、日本文化に接する貴重な機会にもなります。

「雅楽」が演奏される場面は厳かな場面が多いですが、このコンサートは子供のためのコンサートなので日本伝統の音楽を気軽に楽しめます。親子で「雅楽」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。