ダイナミックな踊りを間近で楽しむ<br/>2025「南越谷阿波踊り」開催情報
2025年8月22日 〜 2025年8月24日

ダイナミックな踊りを間近で楽しむ
2025「南越谷阿波踊り」開催情報

第39回南越谷阿波踊り(2025年)
だい39かいみなみこしがやあわおどり
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埼玉県越谷市

埼玉県越谷市の東武スカイツリーライン「新越谷駅」、JR武蔵野線「南越谷駅」周辺では、2025年8月22日(金)~24日(日)の3日間にわたって、「第39回南越谷阿波踊り」が開催されます。

祭りの開催期間中、会場では「流し踊り」「舞台踊り」「組踊り」など、多彩な阿波踊りを楽しむことができます。

今回は、主催者の「南越谷阿波踊り振興会」に「第39回南越谷阿波踊り」の見どころや開催情報を教えていただきました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「南越谷阿波踊り」とは

「流し踊り」では、沿道に観客が集まり、歓声や拍手が沸き起こります
「流し踊り」では、沿道に観客が集まり、歓声や拍手が沸き起こります

「南越谷阿波踊り」は、毎年8月下旬の金曜を前夜祭、土・日曜を本祭として開催されます。

徳島の阿波踊り、高円寺の阿波踊りと共に日本三大阿波踊りのひとつと称され、例年約70万人が訪れる、越谷最大級のイベントです。

まちなかを踊り手が練り歩く「流し踊り」は、阿波踊りの醍醐味であるダイナミックな踊りを至近距離で楽しむことができます。

さらに、舞台上で披露される「舞台踊り」、野外ステージで間近で繰り広げられる「組み踊り」、ストリートで輪になって踊る自由奔放なパフォーマンスが魅力の「輪踊り」と、さまざまな踊りが披露されます。

阿波踊りとは?

踊りは、しなやかな「女踊り」と力強い「男踊り」に分かれます
踊りは、しなやかな「女踊り」と力強い「男踊り」に分かれます

阿波踊りは、徳島県(旧・阿波国)を発祥とする盆踊りで、日本三大盆踊りのひとつに数えられています。江戸時代の初めからおよそ400年の歴史を持つ、日本を代表する伝統芸能です。

華やかな衣装に身を包んだ踊り手たちが、太鼓や笛のリズムに合わせて繰り広げる迫力ある踊りはまさに圧巻!

踊り手は「連」(れん)と呼ばれる地域ごとのグループに分かれており、それぞれが個性豊かな演出で会場を盛り上げるのが特徴です。

なぜ徳島の阿波踊りが埼玉で開催されるようになったの?

踊り手たちのかけ声や鳴り物の音色が会場を盛り上げます
踊り手たちのかけ声や鳴り物の音色が会場を盛り上げます

阿波踊りを南越谷でも開催しようと企画したのは、徳島県出身で越谷市に本社を構える事業家・中内俊三氏です。

昭和58年(1983年)、中内氏は「地元に何か恩返しができないか」と考え、ふるさとの徳島文化を越谷にも根づかせたいという思いから、阿波踊りの開催を提案しました。

そして1985年(昭和60年)に、「第1回南越谷阿波踊り」を開催。初回から約3万人が訪れ、阿波踊りの魅力が一気に広まりました。

その後も毎年開催され、回を重ねるごとに盛り上がりは増していき、今では夏の風物詩として多くの人に親しまれるイベントになっています。

2025年の開催情報

息の合った踊りは日本の伝統を感じられます
息の合った踊りは日本の伝統を感じられます

「第39回南越谷阿波踊り」は、8月22日(金)~24日(日)の3日間にわたって開催されます。

前夜祭となる22日の19~21時には、「越谷コミュニティセンター大ホール」と「越谷コミュニティセンター前ショッピング広場」で、地元連による舞台踊りと組踊りが披露されます。

今年も、本祭となる23日と24日には、流し踊りをはじめ、多彩な踊りが南越谷エリアの各所で披露されます。

それぞれの踊りの開催情報や見どころをご紹介します!

流し踊り

“これぞ阿波踊り!”といったダイナミックな雰囲気が満喫できます
“これぞ阿波踊り!”といったダイナミックな雰囲気が満喫できます

踊り手の表情や動きを間近で楽しめるのが、流し踊りの大きな魅力。

南越谷阿波踊りでは、連ごとに個性あふれる踊りを披露しながら、4本の目抜き通りを練り歩きます。

踊り手たちが目の前を通っていく迫力は流し踊りならでは! ぜひ、沿道から熱い声援を送ってみてください。

■流し踊り
開催時間:本祭両日17:10~21:00
会場:南越谷中央通り演舞場。東口南通り演舞場、西口駅前通り演舞場、西口南通り演舞場

舞台踊り

一糸乱れぬ演舞に子供たちも思わず夢中に!
一糸乱れぬ演舞に子供たちも思わず夢中に!

2つの会場で披露される舞台踊りは、客席から演舞を落ち着いて観覧できるので、踊りの技術や構成の細部までじっくりと味わえるのが特徴です。

なかでも有名連の演技は、磨き上げられた動きや美しい構成が楽しめます。迫力がありながらも、乱れのない統一された演出で、多くの観客を惹きつけています。

■舞台踊り
開催時間:本祭両日【第1部】14:00~16:30、【第2部】17:30~20:45
会場:【第1部】越谷コミュニティセンター大ホール、【第2部】越谷コミュニティセンター小ホール

組み踊り

組み踊りの舞台は野外に設けられるので、舞台踊りとは一味違った雰囲気が楽しめます
組み踊りの舞台は野外に設けられるので、舞台踊りとは一味違った雰囲気が楽しめます

「越谷コミュニティセンター前ショッピング広場」と「駅前組踊り会場」では、「組み踊り」の舞台が設置されます。

会場によっては、踊り手を間近で観られるだけではなく、横や後ろといったさまざまな角度からも観覧できるので、躍動感やつややかさをより一層堪能できます。

■舞台踊り
<越谷コミュニティセンター前ショッピング広場>
開催時間:16:20~20:45
<駅前組踊り会場>
開催時間:17:10~20:45

輪踊り

型にとらわれない自由な踊りはファンも多いです
型にとらわれない自由な踊りはファンも多いです

通りに輪をつくって踊る自由度の高いスタイルで、観客を楽しませる「輪踊り」。即興的な動きや演出が多く、連ごとの個性や表現力が際立つのが特徴です。

輪踊りはゲリラ的に行われることが多いので、出合えるかどうかはその日の運次第! 突如始まる自由な踊りをぜひ堪能してくださいね。

「こども阿波踊り教室」の開催も!

阿波踊りの楽しさを身近に感じられる機会です
阿波踊りの楽しさを身近に感じられる機会です

毎年好評の「こども阿波踊り教室」が、今年も開催♪

参加者は、まず阿波踊り教室で基本的な動きを学び、その後「こどもにわか連」としてメインストリートで流し踊りを披露します。

大勢の観客が見守る中での阿波踊りを披露することは、子供たちにとって貴重な体験になること間違いなし! ぜひチャレンジしてみてくださいね。

■こども阿波踊り教室
開催時間:本祭両日16:20~(受付は16:00~)
参加資格:5~12歳
定員:各日200名(参加者には記念品進呈)

にぎやかな阿波踊りの魅力や文化にふれることができる「第39回南越谷阿波踊り」。ぜひ親子で訪れて、熱気あふれる阿波踊りを堪能してみてはいかがでしょうか。

とりっぷノート♪準備から片付けまで想いが込められています

開催前の準備の様子
開催前の準備の様子

「南越谷阿波踊り」は、運営団体だけではなく、地元の人々の協力も受けながら、準備から片付けまでを行っています。

特に片付けは、”祭りの前よりも美しく”をモットーに、来年以降も祭りが続くようにとの想いを込めて行われています。こうした地道な取り組みがあるからこそ、南越谷阿波踊りは地域の恒例行事としてに根づき、毎年続けられています。(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)

記事を書いた人

杞山穂花(Clay)

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名第39回南越谷阿波踊り(2025年)
ふりがなだい39かいみなみこしがやあわおどり
主催者名南越谷阿波踊り振興会
開催期間2025年8月22日 〜 2025年8月24日
開催時間催しによって異なる
開催スポット東武スカイツリーライン「新越谷駅」・JR武蔵野線「南越谷駅」周辺
住所埼玉県越谷市南越谷1-11-4周辺
電話番号048-986-2266
※電話窓口は「南越谷阿波踊り振興会」です
料金無料
アクセス【電車】東武スカイツリーライン「新越谷駅」、またはJR武蔵野線「南越谷駅」から徒歩すぐ
駐車場駐車場なし
公式URL公式URLはこちら
公式SNS
公開日2025年08月12日/更新日2025年08月12日