花火と火縄銃の迫力を親子で満喫<br/>鹿児島種子島「種子島鉄砲まつり」
2025年8月24日

花火と火縄銃の迫力を親子で満喫
鹿児島種子島「種子島鉄砲まつり」

第56回種子島鉄砲まつり(2025年)
だい56かいたねがしまてっぽうまつり
体験する
歴史・文化を感じる
鹿児島県西之表市

鹿児島県西之表市にある「日ポみなと公園(西之表港中央埠頭)」や西之表市街地で、2025年8月24日に「第56回種子島鉄砲まつり」が開催されます。

1543年の鉄砲伝来を記念する歴史あるお祭りで、火縄銃の轟音で始まる壮大な歴史絵巻を親子で体験できます。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

朝から夜まで充実のプログラム

「種子島鉄砲まつり」では、朝から夜まで、多彩なプログラムが企画されており、1日たっぷりとお祭りを満喫できます。

日中に行われる迫力満点の歴史絵巻

お祭りは8時20分から行われる厳かな墓前祭から始まります。その後、10時から14時30分まで市内市街地を練り歩く太鼓山行列が行われます。最大の見どころである「川渡り」では、迫力ある太鼓の音色とともに、勇壮な行列が川を渡る様子を間近で見ることができます。

その後、鉄砲まつり出発式典が開催され、いよいよお祭りの本格的な開始を告げます。

15時から17時までは、火縄銃の号砲を合図にスタートする南蛮行列・団体手踊りが行われ、このお祭りのハイライトの一つとして、明船を模した山車や、当時の島主「種子島時尭公」、八板金兵衛とその娘「わかさ姫」など、鉄砲伝来に関わりの深い人物に扮した行列が、歴史絵巻を再現します。

南蛮行列には、種子島火縄銃保存会のほか、友好都市である大阪府堺市や滋賀県長浜市からも鉄砲隊が参加し、火縄銃の試射を披露します。

夜店と演芸大会で地域の温かさを体感

夕方から夜にかけて開催される夜の演芸大会では、さまざまな演芸が披露されます。

会場周辺には夏の風物詩である夜店が立ち並び、屋台グルメを楽しみながら、お祭りの雰囲気を満喫できます。

満点の星空に舞う1万5千発の花火

祭りのフィナーレを飾るのが、20時30分から21時20分まで開催される花火大会。西之表港中央埠頭から約1万5千発の花火が打ち上がり、水中海空花火を含む美しい花火が夜空を彩ります。

種子島の澄んだ空と輝く星空を舞台に放たれる花火は、都市部では決して味わえない格別の美しさを誇り、満点の星と花火のコラボレーションは息をのむほどの絶景です。

480年前の歴史を再現する壮大なお祭り

「種子島鉄砲まつり」は、1543(天文12)年の鉄砲伝来を記念する歴史あるお祭りです。近代日本の夜明けを告げた壮大な歴史ドラマを再現し、生きた歴史の勉強にもなる貴重な体験ができます。

火縄銃の轟音で始まるお祭りは、まさに歴史の舞台に立っているかのような臨場感に満ちています。

「種子島鉄砲まつり」は、480年前の歴史ロマンと現代の感動が融合した、ほかでは体験できない特別なお祭りです。歴史の舞台となった種子島で、親子の絆を深める特別な一日を過ごしてみませんか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

イベント基本情報

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イベント名第56回種子島鉄砲まつり(2025年)
ふりがなだい56かいたねがしまてっぽうまつり
開催期間2025年8月24日
開催時間8:20~8:50 墓前祭
10:00~14:30 太鼓山行列
14:40~15:00 鉄砲まつり出発式典
15:00~17:00 南蛮行列・団体手踊り
17:50~20:30 演芸大会
20:30~21:20 花火大会
開催スポット日ポみなと公園(西之表港中央埠頭)、西之表市街地
住所鹿児島県西之表市西町
駐車場駐車場あり
公開日2025年08月04日/更新日2025年08月04日