2万人以上が訪れる「磯部温泉祭り」
2025年見どころ＆開催情報

群馬県安中（あんなか）市の「磯部温泉」エリアでは、2025年8月15日（金）と16日（土）の2日間にわたって、夏の恒例行事である「第74回磯部温泉祭り」が開催されます。

祭りでは、子供たちによるみこしの担ぎ上げや、大花火大会、「温泉薬師灯籠流し」（おんせんやくしとうろうながし）など、多彩な催しが行われます。

今回は、家族で楽しめる「第74回磯部温泉祭り」の見どころや開催情報を「磯部温泉祭り実行委員会」にお伺いしました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「第74回磯部温泉祭り」会場周辺の天気

情報提供：

「磯部温泉祭り」とは

小さな温泉街にもかかわらず、例年およそ2万人以上が訪れる人気の祭りです

「磯部温泉祭り」は、毎年8月中旬に行われる、磯部温泉街の夏の風物詩です。

祭りでは、子供たちがみこしを担ぎ上げる「子どもみこし」や、「磯部温泉寄席（よせ）」といった、大人から子供までが楽しめるイベントを実施！

最大の目玉となるのは、半世紀以上の歴史を誇る「大花火大会」。切り立った岸壁の近くで打ち上げられる約2,000発の花火は迫力満点！

祭りの最終日には、灯篭流しと仕掛花火大会が同じ場所で行われ、はかなくも美しい景色を堪能することができます。

「磯部温泉」ってこんなところ！

現在は、6軒の温泉旅館のほか、日帰り温浴施設や足湯も整備されています

群馬県安中市にある磯部温泉は、「浅間山」（あさまやま）が噴火した1783年（天明3年）に湧出量を増したと伝えられています。

日本三奇勝のひとつである「妙義山」（みょうぎさん）を望む「碓氷川」（うすいがわ）の清流沿いに広がり、古くから中山道を往来する旅人や湯治客に親しまれてきました。

最寄りのJR信越本線「磯部駅」から徒歩約5分というアクセスの良さも魅力！　市内には「鉄道文化むら」や「めがね橋」などの観光名所があるほか、世界遺産「富岡製糸場」や長野県「軽井沢」にも近接しているので、さまざまな観光地への拠点にもぴったりです。

「磯部温泉」は温泉マーク発祥の地！？

発見された日本最古の温泉記号（左）が現在の温泉マーク（右）となりました

「磯部温泉」は、湯気が三本立ちのぼる温泉マークの発祥地としても知られています。

その起源は、1661年（万治4年）の江戸時代にさかのぼります。

農民の土地争いに対して江戸評定所に提出した提訴状に添えられていた地図に、温泉を示す記号が2つ描かれていました。

これが、現存する日本最古の温泉マークといわれています。

2025年の開催情報

「子どもみこし」の様子

「第74回磯部温泉祭り」は、2025年8月15日（金）と16日（土）の2日間で行われます。

今年も、温泉街の夏を彩るさまざまなイベントが開催されます。

2025年のタイムスケジュールをご紹介します。

例年人気の「大花火大会」は、祭りの大きな見どころのひとつ。2025年の「大花火大会」の開催情報もチェックしておきましょう♪

大花火大会

5号玉、スターマイン、仕掛け花火など多彩な花火が打ち上げられます

「大花火大会」の最大の見どころは、なんといっても開幕を飾るスターマイン！　温泉マークをデザインしたユニークな花火は必見です。

また、クライマックスを飾るのは、超特大スターマイン「磯部百景」も見応え抜群！

定番の観覧スポットは、碓氷川にかかる「鉱泉橋」近くの河川敷。また、「磯部郵便局」から温泉街方面へ下る坂の途中、斜め左に入った場所にあるミニ公園「風のこみち」も、穴場のビューポイントとして人気です。

家族みんなで楽しめるイベントが目白押しの「第74回磯部温泉祭り」。ぜひ親子で訪れて、温泉街の散策とともに、にぎやかな祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！