大迫力の山車と神輿が楽しみな祭り
2023年の開催情報＆見どころ紹介

埼玉県入間市では、2023年10月28日（土）～29日（日）に、43回目となる「入間万燈まつり」が開催されます。

お茶と並ぶ入間名物といわれ、市内各地の文化を伝えるお囃子（はやし）やステージでのイベント、地元グルメの出店などコンテンツが満載です。　

家族みんなで楽しく参加でき、入間市民のパワーを感じられる祭りの開催情報をご紹介します。

※サムネイル画像：入間市
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

2024年「入間万燈まつり」の情報はこちら！

地元FMパーソナリティが発信！入間市の「親子向け観光情報」

入間市民総出で作り上げる「入間万燈まつり」とは

写真提供：入間市

「入間万燈まつり」が開催される入間市は、西武池袋線「池袋駅」から急行で45分ほどのところにある埼玉県南西部のまち。

旧石川組製糸西洋館

狭山茶の主産地として知られるほか、約100年前に建てられた国の登録有形文化財「旧石川組製糸西洋館」や、アメリカンなまち並みが広がる「ジョンソンタウン」など、新旧さまざまな見どころがあります。

まつりをしめくくる「入間万燈締め」（写真提供：入間市）

そんな入間市には、2度にわたる町村合併の歴史があり、「入間万燈まつり」は、合併前の旧町村のさまざまな祭りを集めたイベント。新旧の住民同士をつなぎ、伝統的な文化と新しい文化の両方に出会える場になっています。

また、祭りでは、姉妹都市・新潟県佐渡市との交流イベントも行われます。

万燈とは？

万燈とは、入間市内の祭りの際、社寺の門に飾られる花笠や提灯のこと。家内安全や健康を祈願するものです。

その伝統を大切にするとともに、“市民の足元や未来を照らす明かりでありたい”という思いから、「入間万燈まつり」の名前が冠されました。

2023年の開催情報＆見どころ

2023年の「入間万燈まつり」は10月28日（土）～29日（日）に開催されます。見どころいっぱいの「入間万燈まつり」のなかから、親子におすすめのイベントをご紹介します。

【見どころ1】大迫力の山車や神輿

伝統山車や万燈山車、櫓（やぐら）が集まる「ひっかわせ」は必見。囃子（はやし）の響きも最高潮に！ （写真提供：2022 入間万燈まつり実行委員会）

「入間万燈まつり」では、市内各団体の山車や御輿のほか、さまざまな行列が登場します。

お祭りに参加するすべての団体が一堂に会する「入間行列」、夜の万燈の明かりの中でぶつかりあう「ひっかわせ」、各団体が独自の演出で御輿担ぎを披露「御輿の競演」などプログラムはさまざま。

例年行われる、各団体による御輿担ぎの競演も見どころのひとつ（写真提供：2022 入間万燈まつり実行委員会）

きらびやかな山車や御輿、行列などは市内各地で長年受け継がれてきた特色や新しい工夫が感じられ、時間を忘れて眺めてしまいます。

親子それぞれの感想を話し合うのもいいですね。

【見どころ2】地元グルメや多国籍料理がそろう出店

入間市名物の焼き団子や給食で人気の揚げパンなど、子供が喜ぶグルメがいっぱい！ （写真提供：2022 入間万燈まつり実行委員会）

お祭りのもうひとつの目玉が出店です。300以上が並ぶ飲食や特産品のお店は、ほとんどが市民グループや市内の業者によるもの。

ご当地グルメのほか、産業文化センター横の「世界のともだち広場」では、ブラジルのソーセージや韓国のチジミ、タイラーメン、エジプトのケバブサンド、スリランカのカレーなどの各国料理も気軽に楽しめます。

【見どころ3】バラエティに富んだパフォーマンス

地元のダンスサークルなどの発表の場にもなっています（写真提供：2022 入間万燈まつり実行委員会）

「世界のともだち広場」では、グルメ以外にも国際色豊かなステージが繰り広げられます。世界各国の歌と踊りを通して異文化にふれてみましょう！

また、姉妹都市である新潟県佐渡市の民謡「佐渡おけさ」と「入間音頭」が披露される「おけさ流し」も楽しみです。

【見どころ4】アトラクション

「彩の森入間公園」のグラウンドでは、子供が楽しい遊び場「Fun-goマッシェ」がオープンします。

段ボール迷路、お化け屋敷、ストラックアウトなどのアトラクションなど盛りだくさん。ミニSLも運行していますよ。

【見どころ5】幻想的な灯りにつつまれる「夜のファンタジー」

東日本大震災への追悼の思いと、みんなの夢と希望を灯した2011本のキャンドルが「彩の森入間公園・上池」の淵にズラリ。幻想的な空間が演出されます。

山車、御輿、グルメ、アトラクションと盛りだくさんの「入間万燈まつり」。
過ごしやすい季節に家族でおでかけしてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

山田美希

いこーよとりっぷ編集部員／40代新人部員。大相撲ファン歴15年以上で奇数月はそわそわ。歴史あるものやおでかけ情報に興味津々で、最近のお気に入り番組は「よみがえる新日本紀行」。旅情と郷愁にひたり"とりっぷ"しています。