桃山の記憶をエイサーと共に未来へ
世代を超えて心躍る沖縄の伝統祭り

沖縄県沖縄市で、2025年11月2日（日）に「第3回ももやまエイサー祭り2025」が開催されます。

かつてヤマモモの木々が広がり、「桃山」と呼ばれたこの地の記憶をエイサーの演舞と共に未来へとつなぐ、地域の人々が一体となって作り上げる温かいお祭りです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「第3回ももやまエイサー祭り2025」会場周辺の天気

情報提供：

心に響くエイサーの迫力と温かい交流

このお祭りでは、地域青年会を中心に子供から大人までが一体となって舞う、迫力あるエイサー演舞を楽しむことができます。力強い太鼓の音と熱気あふれる演舞は、見る人の心に深く響き、世代を超えて楽しめること間違いなしです。

地域が誇る「もも山」の記憶とエイサーの絆

沖縄市南桃原の地名「桃原(とうばる)」は、沖縄語「トーバル」──小高く平らな耕作地を意味する言葉が音写され、漢字では「桃原」と表されました。

沖縄市南桃原は、かつて「もも山」と呼ばれるヤマモモの木々に彩られており、人々の心に豊かな情景として残ります。

地域には、「南桃原に桃山ぬ名残り、エイサーと共に忘してなゆみ」（かつてもも山があったことを、エイサーと共に決して忘れてはならない）という言葉が伝わっています。

このお祭りは、太鼓の音で「もも山」の景色をよみがえらせ、地域の絆を深める大切なイベントです。

地域の人々が作り上げる温かいお祭り

「ももやまエイサー祭り」は、単なるイベントではなく、地域住民が支え合い、地元商店や企業と協力して作り上げる、温かさに満ちたお祭りです。太鼓の音が鳴り響けば人々が集まり、笑顔が生まれて地域がひとつになる、沖縄の文化の力を感じることができます。

迫力あるエイサー演舞で太鼓の音に包まれながら、沖縄の温かい文化と地域の絆を感じてみませんか。入場無料なので、家族みんなで気軽に足を運んでみてください。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。