室町時代から続く伝統芸能
兵庫・養父市「九鹿ざんざか踊り」

兵庫県養父市にある「日枝神社」、2025年10月19日（日）に、「九鹿ざんざか踊り」が開催されます。

「九鹿ざんざか踊り」は、但馬地域に伝わるざんざか踊りの中でも最も歴史が古いとされる伝統芸能です。親子で日本の貴重な民俗文化財にふれる特別な体験を楽しめます。

「九鹿ざんざか踊り」会場周辺の天気

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但馬最古のざんざか踊りで室町時代の文化を体感

（C）竹村貞夫

「九鹿ざんざか踊り」は、兵庫県の但馬地域に多く残るざんざか踊り・ざんざこ踊の中でも最も歴史が古い踊りとして知られています。

室町時代の修験者らが厄病退散と五穀豊穣を祈願して奉納したのが起源とされ、踊りの動作、歌詞、衣装のすべてに室町時代の特徴が色濃く残されています。

独特の掛け声と衣装で繰り広げられる迫力の舞

筒袖と股引き姿の踊り手たちが「ザンザカザカザカ、ザンザカザットー」という独特の掛け声とともに踊る姿は迫力満点です。伝統的な衣装と力強い動作、そして心に響く掛け声が一体となった舞は、現代では見ることのできない貴重な文化体験となります。

九鹿公民館から日枝神社への練り歩きも見どころ

13時に九鹿公民館を出発した踊り手たちが日枝神社まで練り歩く様子も見どころの一つです。神輿を担ぎながら地域を練り歩く行列は力強く気迫に満ちています。

独特の掛け声と伝統衣装、力強い舞の動作を通じて、日本の歴史と文化の深さを実感しにでかけませんか。