大漁祈願の「鯨踊り」披露も!<br/>漁港のまちならではのお祭り
2025年9月15日

大漁祈願の「鯨踊り」披露も!
漁港のまちならではのお祭り

三輪崎八幡神社 例大祭(三輪崎の鯨踊り)(2025)
みわさきはちまんじんじゃ れいたいさい(みわさきのくじらおどり)
見る
和歌山県新宮市

和歌山県新宮(しんぐう)市の三輪崎地区では、2025年9月15日(月)に、「三輪崎八幡神社 例大祭」が開催されます。

当日は、神事が行われたあと、大漁を祈って日本遺産である「鯨踊り」が披露されます。

今回は、家族で楽しめる「三輪崎八幡神社 例大祭」について、2025年の開催情報、見どころや歴史を「新宮市観光協会」にお聞きしました!

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

三輪崎八幡神社の「例大祭」ってどんな祭り?

威勢のいいかけ声がまちなかに響き渡ります
威勢のいいかけ声がまちなかに響き渡ります

三輪崎八幡神社の「例大祭」は、毎年9月15日に行われます。

神社が鎮座する新宮市の三輪崎地区は、熊野灘に面する漁港のまちとして知られています。

この祭りは、漁労加護(ぎょろうかご)、五穀豊穣(ごこくほうじょう)、商売繁盛など地域の繁栄を願ったもので、漁港のまちならではの活気あふれる雰囲気に包まれます。

祭りの最大の見どころは、大漁を祈る伝統芸能「鯨踊り」。ほかにも、神輿(みこし)や山車(だし)が三輪崎のまちを練り歩きます。

「鯨踊り」ってどんな踊り?

「鯨踊り」は、日本遺産のほか、県の無形民俗文化財にも指定されています
「鯨踊り」は、日本遺産のほか、県の無形民俗文化財にも指定されています

「鯨踊り」は、別名「捕鯨(ほげい)踊り」とも呼ばれ、その名のとおり、鯨を捕る様子を表現したものです。

この踊りは2つの型から成り立っています。ひとつは、網を投げて鯨を追い込む様子を表した「殿中踊り」。もうひとつは、座ったまま上半身だけを使い、銛(もり)を投げて鯨を突く場面を表現する「綾踊り」です。

踊り手たちの衣装も特徴のひとつ。海を表す白地に、赤い鯛・黒い鯨・緑の陸を描いた襦袢(じゅばん)に、金色の帯を締めた装いで、力強く舞い踊ります。

「鯨踊り」の歴史を知ろう!

勇ましい「鯨踊り」を見て、子供たちも思わず夢中になること間違いなし!
勇ましい「鯨踊り」を見て、子供たちも思わず夢中になること間違いなし!

「鯨踊り」は、今からおよそ400年前、この地を治めていた領主の水野氏が、京都の公家(くげ)に鯨の肉を献上した際に形づくられたと伝えられています。

現在は、三輪崎郷土芸能保存会によって伝承され、地域の人々の手で受け継がれながら、毎年の祭りで披露され続けています。

2025年の開催情報は?いつやるの?

三輪崎のまちが熱気に包まれます
三輪崎のまちが熱気に包まれます

2025年の三輪崎八幡神社の「例大祭」は、9月15日(月)に開催されます。

「鯨踊り」は、14~15時頃に行われる予定です。

海のまち・三輪崎ならではの歴史と伝統が息づく三輪崎八幡神社の「例大祭」。秋の新宮観光とあわせて、ぜひ親子で訪れてみてはいかがでしょうか。

とりっぷノート♪駐車場情報をチェック!

祭り会場には、専用の駐車場が設けられていないのでご注意を! 来場の際は公共交通機関の利用がおすすめです。JRきのくに線「三輪崎駅」から徒歩で10分ほどの距離なので、子供連れでもアクセスしやすいので安心です♪(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)

記事を書いた人

杞山穂花(Clay)

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名三輪崎八幡神社 例大祭(三輪崎の鯨踊り)(2025)
ふりがなみわさきはちまんじんじゃ れいたいさい(みわさきのくじらおどり)
主催者名三輪崎八幡神社
開催期間2025年9月15日
開催時間鯨踊りは例年14:00~15:00頃に披露
開催スポット三輪崎八幡神社、三輪崎漁港(鯨踊り)
住所和歌山県新宮市三輪崎
電話番号0735-22-2840
※電話窓口は「新宮市観光協会」です
料金無料
アクセス【電車】JRきのくに線「三輪崎駅」から徒歩で約10分
駐車場駐車場あり
備考※駐車場は数に限りがあります
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公開日2025年09月11日/更新日2025年09月11日