千葉・芝山町で古代の世界を体験！11月9日（木）開催の「第40回芝山はにわ祭」の見どころをご紹介

千葉県の芝山町（しばやままち）では、2025年11月9日（日）に、「第40回芝山はにわ祭」が開催されます。

祭りでは、殿塚（とのづか）・姫塚（ひめづか）古墳、芝山仁王尊（しばやまにおうそん）、芝山公園芝生広場などで、地元の小中学生などが古代人に扮し、儀式を行います。

さらに、産業祭や商工まつり、文化祭、ステージイベントといった催しも同時開催され、芝山町が多くの人々でにぎわいます。

今回は、家族で楽しめる「第40回芝山はにわ祭」について、2025年の開催情報や見どころを「芝山はにわ祭実行委員会」にお聞きしました！

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「町制施行70周年記念 第40回芝山はにわ祭」会場周辺の天気

情報提供：

「芝山はにわ祭」ってどんな祭り？

「古代人儀式」で、古代人に扮した参加者たちが一堂に並ぶ姿は圧巻！

「芝山はにわ祭」は、毎年11月の第2日曜に行われます。

芝山町は、はにわの出土数が多く、古墳時代とのゆかりが深い地域。そんな歴史あるまちで行われる「芝山はにわ祭」は、古代の世界にふれることができます。

舞台となるのは、国の重要文化財に指定されている「殿塚・姫塚古墳」や「芝山仁王尊」、「芝山公園」など。

祭りでは、地元の小・中学生などが古代人に扮して儀式を行う「古代人儀式」が行われるほか、グルメを楽しめるキッチンカーの出店など、さまざまな催しが実施されます！

最大の見どころは「古代人儀式」

まるで古墳時代にタイムスリップしたような気分が味わえます

祭りの最大の見どころである「古代人儀式」は、5つの儀式で構成されています。

はじめに行う「降臨の儀」は、約1400年前の古墳時代にこの地を築いた古代人が、殿塚の頂上に立つ神々として現れる様子を再現した儀式です。

その後、「交歓の儀」では芝山仁王尊の三重塔前で歓迎の法要が行われます。

さらに、「行列の儀」では古代人の一族が芝山仁王尊から芝山公園までを練り歩き、「歓迎の儀」では現代人と交流。「昇天の儀」では、古代人が現代にメッセージを残して天へと帰っていきます。

2025年の開催情報は？いつやるの？

芝山公園芝生広場にはさまざまな体験ブースも登場！

「第40回芝山はにわ祭」は、2025年11月9日（日）に開催されます。

今年は、芝山町制施行70周年と第40回はにわ祭の開催を記念したメモリアルイヤーということもあり、例年以上の盛り上がりが期待されています♪

今年も、古代人儀式をはじめとしたさまざまなイベントが行われます！　見どころとなるイベントをピックアップしてご紹介します。

古代人儀式

神秘的な「巫女の舞」は観客の心を奪います

儀式のスタートを飾る「降臨の儀」などでは、古代人に扮した人々による「巫女の舞」（みこのまい）
が披露されます。

「巫女の舞」は、榊（さかき：神事に用いる常緑樹）を持った華やかな舞巫女（まいみこ）によって舞われます。

また、この「巫女の舞」で使われるお囃子は、1991年（平成3年）に町指定無形文化財に指定された「殿田部地区神楽獅子保存会」によって演奏されています。

メインステージイベント

活気あふれるパフォーマンスを家族みんなで満喫しましょう

さまざまなパフォーマンスが楽しめる「メインステージイベント」も必見！

古墳への愛を歌いあげる古墳シンガー「まりこふん」によるスペシャルステージから、芝山町キャラクター「しばっこくん」のお誕生日会まで、幅広いステージが繰り広げられます♪

このほかにも、芝山公園芝生広場では「商工まつり」や「産業祭」などのイベントも行われます！

アクセス情報をチェック！

会場には屋台やキッチンカーがずらりと並びます

当日は、無料の循環バスと、芝山鉄道「芝山千代田駅」からの無料送迎バスが運行されます。

「無料循環バス」は、芝山はにわ祭の各駐車場近くから約15～30分ごとに運行。殿塚・姫塚古墳や芝山仁王尊などを経由し、芝山文化センター駐車場を発着点としてぐるりと回ります。

「降臨の儀」に参加する場合は、芝山文化センターを9時に出発する便に乗るのがおすすめです！　また、芝山仁王尊で下車すると、メイン会場の芝山公園にもアクセスできます。

さらに、芝山鉄道「芝山千代田駅」からも、9時～17時15分まで約1時間ごとに無料送迎バスが運行されます。初便のみ殿塚・姫塚古墳に停車し、以降は芝山仁王尊と「芝山千代田駅」を往復して運行します。

歴史の息づく古墳群を舞台に、大人から子供までが楽しめるイベントが多数開催される「第40回芝山はにわ祭」。ぜひ親子で訪れて、古墳時代の歴史にふれてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！