三重県の無形民俗文化財「獅子神楽」が見どころ！伊賀市で12月5日（金）に「おんまつり」開催　

三重県伊賀（いが）市の「敢國神社」では、2025年12月5日（金）に「おんまつり」が執り行われます。

祭りの最大の見どころは、五穀豊穣や家内安全を祈願して境内で奉納される「獅子神楽」（ししかぐら）。この「獅子神楽」は、三重県の無形民俗文化財にも指定されています。

今回は、敢國神社の「おんまつり」について、2025年の開催情報や見どころを「敢國神社」にお聞きしました！

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「敢國神社 おんまつり（2025）」会場周辺の天気

情報提供：

「敢國神社」ってどんな神社？

創建658年の歴史ある神社

三重県伊賀市の一之宮地域にある「敢國神社」は、南宮山（なんぐうさん）のふもとに位置します。

この神社は、伊賀国の一宮（いちのみや）として古くから信仰を集めており、創建は658年（斉明天皇4年）といわれています。

御祭神は大彦命（おおひこのみこと）、少彦名命（すくなひこなのみこと）、金山比咩命（かなやまひめのみこと）の三神です。

伊賀地域に広く伝わる獅子神楽に大きな影響を与えた「敢國神社の獅子舞」は、三重県の無形民俗文化財に指定されています。

「おんまつり」ってどんな祭り？

境内の鳥居前で、「広前」や「剣の舞」、「鼻高」といった演目が披露されます

「おんまつり」は、毎年12月5日に斎行される、敢國神社の例祭です。

地元では、この例大祭を「御祭」と書いて「おんまつり」と呼び、親しまれています。

祭りでは、五穀豊穣と家内安全を祈願する「獅子神楽」が奉納されます。

太鼓や鈴の音とともに、リズミカルに舞う獅子を一目見ようと、例年多くの参拝者でにぎわいます。

2025年の開催情報は？いつやるの？

厳かな祭礼から祭りはスタートします

2025年の「おんまつり」は、12月5日（金）に執り行われます。

当日は、10時45分から例祭（おんまつり）が斎行され、13時から境内で「獅子神楽」が奉納されます。

太鼓や笛、鉦（かね）の音に合わせた舞を見ることで、子供たちが日本の伝統文化を感じるきっかけにもつながりますよ。

伊賀市の冬の伝統行事として、地域に受け継がれてきた敢國神社の「おんまつり」。ぜひ親子で訪れて、「獅子神楽」を間近で観覧してみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！