京都府京都市で12月14日（日）に「山科義士まつり」開催！詳細・歴史・見どころご紹介

京都府京都市の山科区では、2025年12月14日（日）に「山科義士まつり」が開催されます。

当日は、討ち入り装束をまとった地域の人々が義士隊四十七士（ぎしたいしじゅうしちし）に扮し、毘沙門堂から大石神社まで練り歩きます。

さらに、東部文化会館では「刃傷松の廊下」をはじめ、討ち入りの場面を再現するパフォーマンスが披露され、会場全体が物語の世界に包まれます。

本記事では、「山科義士まつり」について、2025年の開催情報や歴史、見どころを「山科義士まつり実行委員会」にお聞きしました！

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「山科義士まつり（2025）」会場周辺の天気

情報提供：

「山科義士まつり」ってどんな祭り？

山科に残る歴史を身近に感じられる祭りです

「山科義士まつり」は、毎年12月14日に行われる、京都市山科区の冬の恒例行事です。

昭和49年（1974年）に始まったこの祭りは、大石内蔵助（おおいしくらのすけ）が討ち入り前に山科で過ごしていた史実をもとに生まれました。

祭りでは、討ち入り装束を身にまとった区民の人々による「義士隊四十七士」の行列が、毘沙門堂から大石神社まで練り歩きます。

さらに、コース途中の「京都市東部文化会館」では、「刃傷松の廊下」や「連判状改め」「討ち入り」などのパフォーマンスが披露されます。

2025年の開催情報は？いつやるの？

江戸時代にタイムスリップした気分を味わえます

2025年の「山科義士まつり」は、12月14日（日）に開催されます。

今年も、本格的な衣装に身を包んだ行列がまちを練り歩き、訪れる人々に往時の歴史を伝えます。

なお、祭りで使う衣装やかつら、小道具は、東映京都撮影所の協力により、時代劇で使用されるものを使用しているのだとか！　歴史の雰囲気を忠実に再現した臨場感ある演出も魅力のひとつです。

行列のルートを知っておくと、祭りを存分に楽しむことができます。2025年の行列のルートを紹介します！

行列のルートをご紹介！

「山科駅」近くの毘沙門堂から大石神社まで、約6kmもある道をたどります

毘沙門堂から大石神社までを練り歩く義士隊四十七士の行列は、祭りの大きな見どころ！

あらかじめ全体の流れを押さえておくと、見たい場面を逃さず楽しめますよ。

冬の山科を歩きながら、義士たちの足跡をたどる「山科義士まつり」。ぜひ親子で訪れて、歴史や文化にふれてみてはいかがでしょうか。

とりっぷノート♪「山科義士まつり」に関わる人たちの想い

地域の人々がそれぞれ思いを込めて祭りに参加しています

「山科義士まつり」は、第1回の開催当初から、地域の人々の力によって実施されてきました。

義士に扮して行列に参加する住民をはじめ、交通整理に立つ人や沿道で声援を送る人、寄付で支える人まで、地域の多くの人々がそれぞれの形で関わっています。

祭りに訪れることで、地元の人々の想いを肌で感じられるはずです。（いこーよとりっぷライター：杞山穂花）

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！