親子で新年準備！　京都・西本願寺の伝統行事・御煤払が2025年12月20日に開催

京都府京都市下京区の本願寺（西本願寺）で、2025年12月20日（土）に「本願寺御煤払（おすすはらい）」が開催されます。

新年を迎えるにあたり、国宝の阿弥陀堂や御影堂に溜まった1年のほこりを払う伝統行事で、毎年500人ほどが集まる京都の年末の風物詩です。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「本願寺御煤払（2025年）」会場周辺の天気

情報提供：

500年以上続く伝統行事

御煤払は、本願寺第8代宗主蓮如上人（1415～1499）の時代から500年以上も続く伝統行事です。

国宝の阿弥陀堂や御影堂で、煤竹（すすだけ）と呼ばれる棒で畳を叩き、舞い上がった埃（煤・すす）をすかさず大きなうちわ（210cm×115cm、重さ約2kg）で扇ぎ出します。

門信徒はもちろん、本願寺の門前町のお店の方、中央仏教学院生、本願寺職員に加え、一般の方も多数参加される人気の行事です。

国宝のお堂を一斉にお掃除

当日は阿弥陀堂・御影堂・渡り廊下・縁側などで御煤払が行われます。午前7時頃より開始され、参加者が一斉にほこりを払う様子は圧巻です。

煤払いで使用する煤竹は貸し出されるため、手ぶらで参加できます。なお、午前5時30分からの晨朝（朝のおつとめ）は自由参拝となっています。

参加者には記念品をプレゼント

御煤払に参加した方には、記念品としてオリジナルタオルがプレゼントされます。数に限りがあるため、参加を希望される方は早めの受付がおすすめです。

当日受付で誰でも参加可能

参加費は無料で、人数制限もありません。当日、龍虎殿1階ロビーにて直接申し込めます。当日は5時20分に開門し、6時30分頃までには受付をお済ませください。

なお、晨朝（朝のおつとめ）に参拝予定の場合は、先に龍虎殿にて受付をお済ませください。服装につきましては、衣服の汚れ及び防寒等を考慮してください。

一年の終わりにほこりを払って、お堂も心もすっきりさせませんか。無料で参加でき、記念品ももらえる貴重な伝統行事をぜひ親子で体験してみてください。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。