江戸時代から続く新春の伝統行事「令和8年東京消防出初式」2026年1月6日開催

東京都江東区有明にある「東京ビッグサイト」で、2026年1月6日（火）に「令和8年東京消防出初式」が開催されます。

イベント当日は、VRによる防災体験や消防車などの車両展示のほか、江戸時代から受け継がれるはしご乗り演技、音楽隊とカラーガーズ隊による演奏演技など、迫力満点の消防演技を観覧できます。

屋内展示会場は誰でも無料で入場可能。家族で楽しみながら防災を学べる新春恒例イベントです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「令和8年東京消防出初式」会場周辺の天気

情報提供：

「出初式」とは

消防車両分列行進の様子

「出初式」は、1月初旬に消防本部ごとに各地で行われる正月の伝統行事です。東京では毎年、1月6日に開催されています。1年の無火災と無病息災を祈るとともに、“1年の仕事始め”の意味もあります。

その歴史は古く、江戸時代の1659年（万治2年）の1月4日、「上野東照宮」（うえのとうしょうぐう）で防火の祈願と定火（じょうび）消しの顔見せの儀式が行われたのが「出初式」のはじまりとされています。

2026年の開催情報

迫力満点の一斉放水演技

令和8年（2026年）の「東京消防出初式」は、1月6日（火）に開催されます。

「東京ビッグサイト」の東棟屋外臨時駐車場で行われる屋外式典では、江戸時代からの町火消しの伝統を受け継いだはしご乗り演技のほか、音楽隊とカラーガーズ隊による演奏演技、消防車両分列行進などを観覧することができます。

さらに、航空救助機動部隊10周年を記念した飛行演技や一斉放水演技も披露され、会場は大いに盛り上がります。

※屋外式典は事前応募制・全席指定です。応募受付はすでに終了しています

誰でも入場可！無料で体験できる「屋内展示会場」

AEDの使い方や心臓マッサージの方法を教えてくれます（過去のイベントの様子）

「東京ビッグサイト」の屋内展示会場は誰でも無料で入場できます。VR防災体験や、起震車（きしんしゃ）による地震体験など子供と一緒に楽しみながら防災体験ができます。

また、消防車やはしご車なども展示しているので、乗り物好きな子供は興奮すること間違いなしです！

ほかにも、江戸消防記念会によるはしご乗り演技や東京消防庁音楽隊・カラーガーズ隊の新春コンサートが行われます。

東京ポイントやノベルティがもらえる特典も

屋内展示会場では、スタンプラリーに参加して全てのスタンプを集めると、「200東京ポイント」（※）がもらえます（先着1,000名）。東京都公式アプリのダウンロードが必要です。

また、東京消防庁公式アプリをダウンロードしてアンケートに回答すると、令和8年東京消防出初式記念ノベルティ（先着1,000名）やデジタル消防カードがプレゼントされます。

※東京ポイントとは、東京都が実施するキャンペーンやボランティアなどに参加することで獲得できるポイントシステムです

東京アプリ／東京ポイントについて

新春の恒例行事「東京消防出初式」。「屋内展示会場」では防災・救急を、親子で楽しみながら学べます。防災を知るきっかけ作りにもなるので、ぜひ親子で足を運んでみてくださいね。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。