愛知県岡崎市で冬の風物詩・寒中水泳イベント開催！　親子で参加OK＆焚き火やサウナも楽しめる

愛知県岡崎市の乙川河川緑地で、2026年1月11日（日）に「おとがわ寒中水泳」が開催されます。

75年の歴史を持つ岡崎市の冬の風物詩で、子供から大人まで参加できる寒中水泳イベントです。焚き火やテントサウナ、温かい食べ物のふるまいも楽しめます。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「おとがわ寒中水泳（2026年）」会場周辺の天気

情報提供：

75年の歴史を持つ冬の風物詩が復活

はじめて乙川で寒中水泳が実施されたのは75年前の昭和24年（1949年）でした。

小学校の教員が作った岡崎水泳協会が主催で開催されましたが、その後乙川の水質汚濁等により昭和41年（1966年）の第19回大会を最後に28年間中断。

水質改善により平成7年（1995年）に第20回大会として復活を遂げ、以降開催が続いていましたが、平成28年（2016年）の第41回大会後に再び8年間中断することに。

そして令和6年（2024年）、岡崎竜城スイミングクラブによって大会がもう一度始まり、今年も続けて開催されることになりました。

体力に合わせて選べる2つのコース

寒中水泳は、乙川の南側の岸からスタートし、対岸を目指して泳ぎます。コースは、対岸まで往復する「120mコース」と、途中の折り返し地点（10m）まで泳いで戻る「20mコース」の2種類です。

参加者は自分の体力に合わせてコースが選べるので、10歳以上の子供から大人まで挑戦することができます。川の水深も深すぎず、監視員もいるので安全面にも配慮されています。

未就学児も参加できる足つけタイム

今年から未就学児を対象とした「足つけタイム」が新たに実施されます。事前エントリーは不要で、参加費は無料。参加希望者は開始時刻までに会場に集合です。

一年の健康や安全を祈りながら、小さな子も「おとがわ寒中水泳」に参加できる企画です。

焚き火やテントサウナで温まれる

当日は、参加する方や応援の家族や友人のために、額田産の薪を使った焚き火スペースも用意されます。

またテントサウナ体験や、温かい食べ物のふるまいもあり、寒中水泳の後は、焚き火やサウナで冷えた体を温めながら、冬の河原の雰囲気を満喫できます。

伝統芸能と水難事故防止の啓発も

開会式では菅生神社による安全祈願のご祈祷が行われ、日近太鼓やほら貝の演奏も披露されます。

また、水難事故防止にちなんだキャラクター「スイクンマン」と一緒に、事故を防ぐための体操や、一般社団法人パワーストロークによる水上で安全に楽しむコツのレクチャーも予定されています。

楽しみながら水に親しみ、安全への意識も高められるイベントとなっています。

20歳を迎える方には特別プレゼント

20歳を迎える方（2005年4月2日～2006年4月1日生まれ）には、特別プレゼントとして岡崎市八帖町が発祥の八丁味噌（カクキュー1.6キロ樽）が贈られます。人生の門出をご家族やご友人と祝う機会にぴったりです。

また、エントリー者には「おとがわ寒中水泳オリジナルタオル」のプレゼントもあります（高校生以下のエントリー者を除く）。

寒中水泳が初めての方も、体力に合わせたコース選択や監視体制により安心して参加できます。高校生以下は参加費無料、未就学児は足つけタイムに無料で参加できるので、家族みんなで冬の風物詩を体験してみませんか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。