大獅子が舞う波除神社の酉の市<br/>2023年の開催情報をご紹介
【一の酉】11月11日(土)、【二の酉】23日(木・祝)

大獅子が舞う波除神社の酉の市
2023年の開催情報をご紹介

波除神社 酉の市(2023年)
なみよけじんじゃ とりのいち
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歴史・文化を感じる
東京都中央区

災難を除け、波を乗り切る「天井大獅子」で有名な東京都中央区築地の「波除神社」では、2023年11月11日(土)、23日(木・祝)に、開運招福や商売繁盛を願う祭り「酉の市」が開催されます。

波除神社は、都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」A1出口より徒歩で約5分。

本記事では、波除神社の歴史や2023年度の酉の市の開催内容をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

東京の「酉の市」まとめをチェック!

「酉の市」とは?

江戸時代から続く行事で、開運招福や商売繁盛を願い、正月を迎えるための最初の祭りです。

酉の市は11月の「酉の日」に行われます。酉の日は12日周期で巡ってくるため、11月に3度行われる年も。

最初の酉の市は「一の酉」、2回目は「二の酉」、3回目は「三の酉」と呼ばれます。(2023年は二の酉までです)

その年の無事の報告と翌年の幸福を祈るための参拝後は、「運や金銀をかき集められる」という熊手を露店で購入するのが醍醐味。

波除神社の酉の市でも、縁起物である熊手の店が境内に立ち並びます。酉の市限定の特別な御朱印を頂くことも楽しみのひとつです。

「波除神社」の歴史

波除神社は、「倉稲魂命」(うかのみたまのみこと)を祭神とする稲荷神社です。

江戸時代に起きた明暦の大火後、焼きつくされた江戸を復興させるため、4代将軍・徳川家綱は都市改造を行いました。その一環で、一面の海だった築地の埋め立て工事を行いましたが、堤防を築いても荒波の影響で難航。

ある夜、海面に光が漂っていたので人々が不思議に思い見てみると、立派な稲荷大神の御神体が見つかり、1659年(万治2年)に社殿を建て祀りました。

その後、波風が収まり工事が順調に進んだことから、“災難を除き、波を乗り切る” 波除稲荷様として、災難除・厄除・商売繁盛・工事安全などを願う人々から信仰を集めるようになりました。

「波除神社 酉の市」2023年の開催内容

昨年一の酉限定御朱印(500円)。波除神社では年中行事ごとに頒布される限定御朱印が人気
昨年一の酉限定御朱印(500円)。波除神社では年中行事ごとに頒布される限定御朱印が人気

2023年は、11月11日(土)に「一の酉」、23日(木・祝)に「二の酉」が開催されます。

当日は“福運や財宝を掻きこむ”とされる開運熊手「かっこめ」(1,000円)が授与され、その場で開運クジを引いて当たりが出た人には縁起物の「金箔入り・鯛金(たいきん)」や「金箔入り・干支」がプレゼントされます。

また、限定御朱印もありますよ。一の酉、二の酉で異なるため、ぜひ集めてみてくださいね。

とりっぷノート★おすすめポイントを紹介

子供たちにぜひ見てもらいたいのは天井大獅子! とても大きな獅子で、約1トンもあるそうです。「願い串」に願いを書き、大獅子の舌の上に奉納すると願い事が叶うといわれています。親子で試してみてくださいね。(いこーよとりっぷライター・岡本ハナ)

記事を書いた人

岡本ハナ

1983年フィリピン生まれ。4児(2男2女)の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連(不妊治療、発達障がい児など)をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理&食育を勉強中! 多国籍料理が好き。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名波除神社 酉の市(2023年)
ふりがななみよけじんじゃ とりのいち
主催者名波除神社
開催期間【一の酉】11月11日(土)、【二の酉】23日(木・祝)
開催時間【一の酉】11月11日(木)0:00~24:00/【二の酉】11月23日(木・祝)0:00~24:00
開催スポット波除神社
住所東京都中央区築地 6-20-37
電話番号03-3541-8451
料金無料
アクセス都営大江戸線「築地市場駅」A1出口から徒歩で約5分/東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩で約7分
駐車場駐車場なし
公式URL公式URLはこちら
公開日2022年11月16日/更新日2023年10月23日