2022東京都内の「酉の市」5選<br/>江戸から続くお祭で家族の開運祈願
公開日2022年11月18日/更新日2022年11月28日

2022東京都内の「酉の市」5選
江戸から続くお祭で家族の開運祈願

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歴史・文化を感じる
東京都新宿区、東京都目黒区、ほか

開運招福や商売繁盛を願う祭「酉の市」。2022年11月4日(金)、16日(水)、28日(月)に、関東各地で開催されます。

本記事では、親子で体験したい東京都内の酉の市を厳選! 各寺社の2022年度の開催内容をご紹介します。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一部変更する可能性があります。最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください

「酉の市」とは?

「長國寺」で行われる「浅草酉の市」の様子
「長國寺」で行われる「浅草酉の市」の様子

関東の寺社を中心に、江戸時代から行われてきた酉の市。開運招福や商売繁盛を願い、正月を迎えるための最初のお祭です。

11月最初の酉の日は「一の酉」、その後12日おきに訪れる酉の日は「二の酉」「三の酉」と呼ばれます。

「運や金銀をかき集める」縁起物の熊手を露店で購入することが醍醐味ですが、酉の市を訪れたら、まずは参拝して一年の無事を報告し、翌年の幸福を祈りましょう。

それでは、親子で訪れたい東京都内の酉の市を紹介します!

長國寺 浅草酉の市【台東区】

東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」「入谷駅」から徒歩で約10分、「浅草駅」から徒歩で約20分の場所にある「長國寺」の酉の市です。

錦絵に描かれた、江戸時代の浅草酉の市。出典:国立国会図書館「錦絵でたのしむ江戸の名所」
錦絵に描かれた、江戸時代の浅草酉の市。出典:国立国会図書館「錦絵でたのしむ江戸の名所」

酉の市の始まりとされるのは花又村(現在の東京都足立区花畑にある大鷲神社)ですが、江戸中期の賭博(とばく)禁止令により衰退。その賑わいは、浅草酉の市へと移ってゆきました。

開催中は、開運招福の守り本尊「鷲妙見大菩薩」(わしみょうけんだいぼさつ)がご開帳され、特別なご祈祷が終日(午前2時~午前9時をのぞく)行われます。

ご祈祷の参加者には、赤飯と煮しめが無料でふるまわれますよ(2022年のふるまいは中止)。

■長國寺・浅草酉の市(2022年)
所在地: 東京都台東区千束3-19-6
開催時間:
【御守り授与・特別祈祷受付】
0:00~1:15/9:00~11:30(受付最終/御守りは12:00まで)
【境内の熊手屋及び飲食露店】
夜0:00まで
※周辺の飲食露店は21:00まで

波除稲荷神社 酉の市【中央区】

災難を除け、波を乗り切る「天井大獅子」
災難を除け、波を乗り切る「天井大獅子」

災難を除け、波を乗り切る「天井大獅子」で有名な「波除神社」は、都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」A1出口より徒歩で約5分。

酉の市では、縁起物である熊手の店が境内に並ぶほか、“福運や財宝を掻きこむ”とされる開運熊手「かっこめ」(1,000円)の授与も行われます。

「かっこめ」授与の際は、その場で開運クジを引き、当たりが出ると縁起物の「金箔入り・鯛金(たいきん)」や「金箔入り・干支」がプレゼントされます。運試しにもいいですね。

2022年一の酉限定御朱印(500円)。波除神社では年中行事ごとに頒布される限定御朱印が人気
2022年一の酉限定御朱印(500円)。波除神社では年中行事ごとに頒布される限定御朱印が人気

酉の市限定の御朱印は、一の酉、二の酉、三の酉すべて異なり、大人気。参拝の記念にもなるので、ぜひ注目してみてくださいね。

■波除神社 酉の市(2022年)
所在地:東京都中央区築地 6-20-37
開催時間:0:00~24:00

花園神社 大酉祭【新宿区】

「花園神社」
「花園神社」

都営新宿線「新宿三丁目駅」のE2出口からすぐの場所に厳かに佇む「花園神社」。その酉の市(別名:大酉祭)は、明治時代に始まりました。

新宿のまちの発展に伴い参拝する人が増え、酉の市には60万人もの人が訪れる年も。浅草の「鷲(おおとり)神社」と並び、大きな賑わいを見せます。

コロナ禍以前は深夜2時頃まで開催していましたが、2022年は前夜祭・本祭ともに23時で境内の提灯が消灯され終了になります。

熊手のほかに、お金が貯まるよう祈願した布の袋「福財布」(500円)、魔除けの「破魔矢/約60cm」(1,000円)なども頒布されていますよ。

■花園神社 酉の市(2022年)
所在地:東京都新宿区新宿5-17-3
開催時間:
【一の酉】
前夜祭 11月3日(木) 夕方頃~23:00頃
本祭  11月4日(金) 昼頃~23:00頃
【二の酉】
前夜祭 11月15日(火) 夕方頃~23:00頃
本祭  11月16日(水) 昼頃~23:00頃
【三の酉】
前夜祭 11月27日(日) 夕方頃~23:00頃
本祭  11月28日(月) 昼頃~23:00頃

大國魂神社 酉の市【府中市】

画像提供:大國魂神社
画像提供:大國魂神社

京王線「府中駅」南口より徒歩で約5分の「大國魂神社」の酉の市は、東京・浅草の「鷲神社」、新宿の「花園神社」とともに「関東三大酉の市」と呼ばれ、例年多くの参拝客が集まります。

:画像提供:大國魂神社
:画像提供:大國魂神社

新型コロナ感染症拡大防止のために出店をひかえていた露天商も、2022年は3年ぶりに立ち並び、再び賑わいを見せています。

■大國魂神社 酉の市
所在地:東京都府中市宮町3-1 
開催時間:6:30~21:00
※熊手市や露天商は9:00~21:00予定(店により異なる)

大鳥神社 酉の市【目黒区】

JR山手線「目黒駅」西口から徒歩で約7分、山手通りと目黒通りの交差点に佇む「大鳥神社」の酉の市。

1835年(天保6年)11月最初の酉の日に、下目黒の造り酒屋を営んでいた大国屋與兵衛(だいこくやよへい)が、浅草から熊手を取り寄せたことが始まりと言われています。

社殿では「太々神楽(だいだいかぐら)・熊手の舞」が奉納されます
社殿では「太々神楽(だいだいかぐら)・熊手の舞」が奉納されます

目黒の大鳥神社でしか見ることができない、御祭神へ捧げる踊り「太々神楽(だいだいかぐら)・熊手の舞」は必見! 酉の市が開催される全日程の19時から奉納されるので、お見逃しなく。

厳粛な神事は、親子にとって貴重な体験になりますよ。

■大鳥神社 酉の市
所在地:東京都目黒区下目黒3-1-2
開催時間: 
【一の酉】
11月4日(金) 8:00~23:00
※19:00~ 社殿で太々神楽・熊手の舞が奉納
【二の酉】
11月16日(水)8:00~23:00
※11:00~ 江戸消防記念会の木遣りが奉納
※19:00~ 社殿で太々神楽熊手の舞が奉納
【三の酉】
11月28日(月)8:00~23:00
※19:00~ 社殿で太々神楽熊手の舞が奉納

江戸時代には武士や町人がこぞって参詣したという酉の市。ぜひ親子で歴史について話したり、風情を感じてみてくださいね!

記事を書いた人

岡本ハナ

1983年フィリピン生まれ。4児(2男2女)の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連(不妊治療、発達障がい児など)をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理&食育を勉強中! 多国籍料理が好き。

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