【2023】東京都内の「酉の市」11選<br/>開催日程&最新情報をご紹介
更新日2023年11月24日/公開日2022年11月18日

【2023】東京都内の「酉の市」11選
開催日程&最新情報をご紹介

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歴史・文化を感じる
東京都新宿区、東京都目黒区、ほか

開運招福や商売繁盛を願い、例年11月の「酉(とり)の日」に開催される祭「酉の市」。最初の酉の日を「一の酉」、その後、12日おきに訪れる酉の日を「二の酉」、「三の酉」と呼び、2023年は、「一の酉」が11月11日(土)、「二の酉」が23日(木・祝)に行われます。

なかでも、親子で体験したい東京都内の酉の市を厳選! 各寺社の2023年の開催内容をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「酉の市」とは?

「長國寺」で行われる「浅草酉の市」の様子
「長國寺」で行われる「浅草酉の市」の様子

関東の寺社を中心に、江戸時代から行われてきた「酉の市」。開運招福や商売繁盛を願い、正月を迎えるためのお祭りです。

いつ開催される?

毎年11月の酉の日に開催され、最初の酉の日を「一の酉」、その後、12日おきに訪れる酉の日を「二の酉」、「三の酉」と呼びます。酉の日が訪れるタイミングによっては、三の酉までの年もありますが、2023年は二の酉までになります。

何をするお祭り?

酉の市を訪れたら、まずは参拝して一年の無事を報告し、翌年の幸福を祈りましょう。そのあと、「運や金銀をかき集める」縁起物の熊手を露店で購入することが醍醐味です。

それでは、親子で訪れたい東京都内の酉の市を紹介します!

【台東区】長國寺 浅草酉の市

過去開催時の様子(出典:浅草酉の市公式サイト)
過去開催時の様子(出典:浅草酉の市公式サイト)

“浅草酉の市発祥の地”といわれる「長國(ちょうこく)寺」は、東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」または「入谷駅」から徒歩で約10分の場所にあります。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. 当日は、特別なご祈祷を終日(2~9時をのぞく)受けることができます
  2. 祈祷後は、客殿で赤飯と煮しめがふるまわれます
  3. 隣接する「鷲(おおとり)神社」の“神様のおとりさま”も一緒にお参りするのがおすすめ!

「長國寺 浅草酉の市」の詳しい情報はこちら

【台東区】鷲神社 酉の市

過去開催時の様子
過去開催時の様子

“酉の市発祥の地”といわれる「鷲(おおとり)神社」は、東京メトロ日比谷線「入谷駅」北口3番出口から徒歩で約7分、東京メトロ銀座線「田原町駅」から徒歩で約15分、「浅草駅」から徒歩で約15分の場所にあります。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. 一番太鼓が鳴る0時に、神社から授与される「熊手御守」を最初に受け取ると、24金・純金小判根付けと交換できる一番札が授けられます
  2. 境内の「瑞鷲渡殿」(ずいしゅわたりでん)では、0時・18時・20時の1日3回、神事芸能「鷲舞ひ」が観賞できます
  3. 例年約70万人もの人々が訪れます

「鷲神社 酉の市」の詳しい情報はこちら

【足立区】大鷲神社 酉の市

過去開催時の様子
過去開催時の様子

“花畑おとりさま”の名で親しまれている「大鷲(おおとり)神社」は、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「谷塚駅」や、つくばエクスプレス「六町駅」からバスでアクセスが可能です。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. 開催当日の18時と19時に花火が打ち上がります
  2. 熊手にお札と稲穂が付いている「熊手御守」(かっこめ)は、境内の札所で頒布されています
  3. 公共交通機関での来場が推奨されています

「大鷲神社 酉の市」の詳しい情報はこちら

【中央区】波除稲荷神社 酉の市

波除稲荷神社で購入できる開運熊手
波除稲荷神社で購入できる開運熊手

災難除・厄除・商売繁盛・工事安全を願う人々が訪れる「波除(なみよけ)稲荷神社」は、都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」A1出口から徒歩で約5分の場所に鎮座します。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. 開運熊手「かっこめ」を授与され、その場で開運クジを引くと、縁起物の「金箔入り・鯛金(たいきん)」や「金箔入り・干支」がもらえるチャンス!
  2. 一の酉、二の酉で内容が異なる“酉の市限定御朱印”が登場!
  3. 願い事を書き、舌の上に奉納すると成就するといわれている「天井大獅子」に、家族の願い事を奉納してみましょう

「波除稲荷神社 酉の市」の詳しい情報はこちら

【港区】十番稲荷神社 酉の市

過去開催時の様子
過去開催時の様子

港区唯一の酉の市が開かれる「十番稲荷神社」は、都営地下鉄大江戸線「麻布十番駅」7番出口から出てすぐ。東京メトロ南北線「麻布十番駅」4番出口からは、徒歩で約5分の場所にあります。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. 境内の授与所で縁起物の熊手御守と福財布が頒布されています
  2. 火災やケガの防止、旅行安全や若返りなど幅広いご利益があるといわれる「かえる御守」にも参拝を!
  3. 神社の周辺にある「麻布十番商店街」では、夕方に「酉の市バザール」が開催され、る予定。酉の市とあわせて楽しめますみましょう

「十番稲荷神社 酉の市」の詳しい情報はこちら

【新宿区】花園神社 大酉祭

過去開催時の様子
過去開催時の様子

江戸時代以前から新宿の総鎮守とされてきた「花園神社」は、都営新宿線「新宿三丁目駅」E2出口からすぐとアクセス抜群です。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. 花園神社の酉の市は、別名「大酉祭」(おおとりさい)とも呼ばれ、約60万人が訪れる年も!
  2. 一の酉、二の酉ともに、前日の夕方から前夜祭が行われます
  3. 前夜祭、例祭ともに多くの露店が並ぶのが特徴です

「花園神社 大酉祭」の詳しい情報はこちら

【新宿区】須賀神社 酉の市

社務所で「開運熊手守」の頒布が行われるほか、境内に熊手の露店が数軒ほど並びます
社務所で「開運熊手守」の頒布が行われるほか、境内に熊手の露店が数軒ほど並びます

新宿区にある「須賀神社」は、JR「四ツ谷駅」や「信濃町駅」、東京メトロ「四ツ谷駅」や「四谷三丁目駅」などから徒歩でアクセスが可能です。

酉の市開催日は、神楽殿で奉納踊りも取り行われます。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. 露店で熊手を購入すると、売買が成立したことを祝って、一本締めの「手締め」が行われます
  2. 9~22時に社務所で頒布される「開運熊手守」は、大きなサイズの「ホーキ付き」(1,000円)と、「かっこめ」(800円)の2種類があります
  3. 「開運熊手守」を授与すると、1体につき1回、豪華景品が当たる開運宝くじを引けるお楽しみも!

「須賀神社 酉の市」の詳しい情報はこちら

【葛飾区】葛西神社 酉の市

境内では、酉の市名物の熊手をはじめとした縁起物が販売されてます。また、熊手を購入すると、威勢のいい手締めが行われます
境内では、酉の市名物の熊手をはじめとした縁起物が販売されてます。また、熊手を購入すると、威勢のいい手締めが行われます

葛飾地方に古くから伝わる郷土芸能「葛西囃子」の発祥の地としても知られる「葛西神社」は、JR常磐線「金町駅」、または京成金町線「京成金町駅」から徒歩で約10分の場所にあります。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. 開運、商売繁盛のお守りである「熊手御守」の頒布は、社殿のお守り領布所で行われます
  2. 当日、朝から夕方まで演奏されている葛西囃子の音色にお祭り気分がアップ!
  3. 定番グルメや金魚すくいなど屋台や、素人演芸大会などの催しも開催!

「葛西神社 酉の市」の詳しい情報はこちら

【目黒区】大鳥神社 酉の市

過去開催時の様子
過去開催時の様子

商売繁盛・開運招福の神様として信仰されてきた「大鳥(おおとり)神社」は、「目黒駅」西口から徒歩で約7分、山手通りと目黒通りの交差点に位置しています。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. 目黒区最古といわれる酉の市です
  2. 一の酉、二の酉ともに19時からは、御祭神へ捧げる踊りの「太々神楽(だいだいかぐら)・熊手の舞」が奉納されます
  3. 二の酉の11時から行われる江戸消防記念会の木遣り(きやり)も注目行事のひとつです!

「大鳥神社 酉の市」の詳しい情報はこちら

【府中市】大國魂神社 酉の市

過去開催時の様子(画像提供:大國魂神社)
過去開催時の様子(画像提供:大國魂神社)

東京を代表する神社のひとつ「大國魂(おおくにたま)神社」は、京王線「府中駅」南口から徒歩で約5分の場所にあります。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. “関東三大酉の市”のひとつといわれています
  2. 境内にたくさんの露店が並びますが、敷地面積が広いため、家族連れでもゆったり巡ることができます
  3. 当日授与できる御朱印は2種類あり、御朱印帳への記帳以外に、特別な和紙を使った書置きの御朱印用紙にも注目です♪

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【西東京市】田無神社 酉の市

境内には縁起物である熊手の露店が並び、朝から夜までにぎわいます
境内には縁起物である熊手の露店が並び、朝から夜までにぎわいます

鎌倉時代に創建されたといわれる「田無神社」は、西武新宿線「田無駅」北口から徒歩で約6分の場所にあります。

2023年の酉の市おすすめ情報

  1. 境内の露店で熊手を購入すると、受け渡しの際に福を願って三三七拍子の手締めが行われます
  2. 西東京市の指定無形文化財に登録されている「田無囃子(ばやし)」の演奏など、いろいろな催しも開催!
  3. 「酉の市」開催日限定で、東京都指定有形文化財である本殿が特別公開されます

「田無神社 酉の市」の詳しい情報はこちら

江戸時代には武士や町人がこぞって参詣したという酉の市。ぜひ親子で歴史について話したり、風情を感じてみてくださいね!

【関東】2023年11月の注目イベントまとめはこちら!

記事を書いた人

浜田彩

いこーよとりっぷ編集部員/好奇心の赴くままに生きる娘2人のママ。大人も子供も楽しめて、おトク感があるおでかけ場所の情報収集中! 郷土料理や地酒、二次元が好き。限定ものにとことん弱い。

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