東京都内のラストを飾る熊手市<br/>西新井大師で「納めの大師」を開催
2023年12月21日

東京都内のラストを飾る熊手市
西新井大師で「納めの大師」を開催

西新井大師 納めの大師
にしあらいだいしおさめのだいし
体験する
歴史・文化を感じる
東京都足立区

東京都足立区にある「西新井大師」では、2023年12月21日(木)に「納めの大師」が行われます。

西新井大師では毎月21日が弘法大師の縁日であり、この日が一年の最後の縁日。東京都内で年内ラストとなる熊手市も、境内で開催されます。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

東京近郊の「熊手市」をチェック!

「熊手市」とは?

西新井大師の酉の市の様子
西新井大師の酉の市の様子

例年、11月の「酉の市」でよく目にする熊手。もともとは祭りで農具として売られていた熊手が、その形や用途から「福をつかむ・かき集める」などの意味を持つようになった縁起物です。

おかめの面や鯛、亀、千両箱など、めでたいモチーフの飾りが満載。熊手市には、値段も豪華さもさまざまな熊手が並び、きっと親子でワクワクするはず!

「西新井大師」は厄除けのご利益で知られる花のお寺

境内に約100種2,500株が咲き誇る牡丹は春のお楽しみ
境内に約100種2,500株が咲き誇る牡丹は春のお楽しみ

関東の三大厄除け大師のひとつ「西新井大師」。

正式名称は「五智山 遍照院 總持寺」(ごちさん へんじょういん そうじじ)といい、真言宗の開祖である弘法大師(空海)がこの地を訪れた際に自ら彫った観音像をご本尊としています。

梅や桜、藤、芍薬(しゃくやく)、紫陽花(あじさい)、牡丹(ぼたん)、蓮(はす)、モミジなど、四季折々の花が美しい場所としても有名です。花の見頃をチェックして、散歩を兼ねて訪れても楽しいですね。

「西新井大師 納めの大師」とは?

真言宗のお寺では、弘法大師の月命日である毎月21日が縁日。1年の最後にあたる12月21日は「納めの大師」「終い大師」と呼ばれ、商売繁盛を祈願します。

西新井大師では、例年、熊手のほかに、野菜や果物、漬物、靴、陶器などユニークな露店が出ることも。お店の人とのやりとりも楽しみのひとつです。

また、風情ある門前町も魅力。せんべいやお団子など、子供のおやつにぴったりなグルメも例年は豊富です。

2023年の開催情報

2023年の「熊手市」は、12月21日(木)9時頃から開催されます。当日は、大型バス以外が利用できる駐車場が用意されていないので、公共交通機関で向かいましょう。

2023年、都内で最後の「熊手市」を親子で楽しんでくださいね。

とりっぷノート:縁起物を手に入れて来年の幸せを願おう!

西新井大師オリジナルの熊手を売る店や、だるまを販売する店もあります。日中は露店も出て、鯉の泳ぐ池もあるので、お子さんも楽しめますよ。(西新井大師広報・奥隆博さん)

記事を書いた人

高柳涼子

雑誌編集部出身のフリーランス。ライティングと校閲を中心に、ときどき編集も手がける3児の母です。これまでに関わった分野は、求人、教育、ウェディング、アート、手芸、田舎暮らし、食育、仏教、旅行、料理、子どもなど。仕事を通して新しい世界に触れ、記事や本を読んだ方の役に立つことが何よりの喜びです。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
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イベント名西新井大師 納めの大師
ふりがなにしあらいだいしおさめのだいし
主催者名西新井大師
開催期間2023年12月21日
開催時間熊手市は9:00~21:00頃予定
開催スポット西新井大師(五智山 遍照院 總持寺)境内
住所東京都足立区西新井1-15-1
電話番号03-3890-2345
料金入場無料、熊手1,000円〜
※2022年の価格です。2023年の情報は購入前にご確認ください
アクセス【電車】
東武鉄道大師線「大師前駅」から徒歩で約5分/日暮里舎人ライナー「西新井大師西駅」から徒歩で約20分
駐車場駐車場なし
備考【駐車場情報】一般用駐車場なし(大型バス用のみ)
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公開日2022年12月02日/更新日2023年11月16日