東京都内のラストを飾る熊手市
西新井大師で「納めの大師」を開催
東京都足立区にある「西新井大師」では、2024年12月21日(土)に「納めの大師」が行われます。
西新井大師では毎月21日が弘法大師の縁日であり、この日が一年の最後の縁日。東京都内で年内ラストとなる熊手市も、境内で開催されます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「熊手市」とは?
例年、11月の「酉の市」でよく目にする熊手。もともとは祭りで農具として売られていた熊手が、その形や用途から「福をつかむ・かき集める」などの意味を持つようになった縁起物です。
おかめの面や鯛、亀、千両箱など、めでたいモチーフの飾りが満載。熊手市には、値段も豪華さもさまざまな熊手が並び、きっと親子でワクワクするはず!
「西新井大師」は厄除けのご利益で知られる花のお寺
関東の三大厄除け大師のひとつ「西新井大師」。
正式名称は「五智山 遍照院 總持寺」(ごちさん へんじょういん そうじじ)といい、真言宗の開祖である弘法大師(空海)がこの地を訪れた際に自ら彫った観音像をご本尊としています。
梅や桜、藤、芍薬(しゃくやく)、紫陽花(あじさい)、牡丹(ぼたん)、蓮(はす)、モミジなど、四季折々の花が美しい場所としても有名です。花の見頃をチェックして、散歩を兼ねて訪れても楽しいですね。
「西新井大師 納めの大師」とは?
真言宗のお寺では、弘法大師の月命日である毎月21日が縁日。1年の最後にあたる12月21日は「納めの大師」「終い大師」と呼ばれ、商売繁盛を祈願します。
西新井大師では、例年、熊手のほかに、野菜や果物、漬物、靴、陶器などユニークな露店が出ることも。お店の人とのやりとりも楽しみのひとつです。
また、風情ある門前町も魅力。せんべいやお団子など、子供のおやつにぴったりなグルメも例年は豊富です。
2024年の開催情報
2024年の「熊手市」は、12月21日(土)9時頃から開催されます。当日は、大型バス以外が利用できる駐車場が用意されていないので、公共交通機関で向かいましょう。
2024年、都内で最後の「熊手市」を親子で楽しんでくださいね。
とりっぷノート:縁起物を手に入れて来年の幸せを願おう!
西新井大師オリジナルの熊手を売る店や、だるまを販売する店もあります。日中は露店も出て、鯉の泳ぐ池もあるので、お子さんも楽しめますよ。(西新井大師広報・奥隆博さん/取材時)
記事を書いた人
高柳涼子
雑誌編集部出身のフリーランス。ライティングと校閲を中心に、ときどき編集も手がける3児の母です。これまでに関わった分野は、求人、教育、ウェディング、アート、手芸、田舎暮らし、食育、仏教、旅行、料理、子どもなど。仕事を通して新しい世界に触れ、記事や本を読んだ方の役に立つことが何よりの喜びです。
イベント基本情報
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イベント名 | 西新井大師 納めの大師(2024年) |
ふりがな | にしあらいだいしおさめのだいし |
主催者名 | 西新井大師 |
開催期間 | 2024年12月21日 |
開催時間 | 熊手市は9:00~21:00頃予定 |
開催スポット | 西新井大師(五智山 遍照院 總持寺)境内 |
住所 | 東京都足立区西新井1-15-1 |
電話番号 | 03-3890-2345 |
アクセス | 【電車】 東武鉄道大師線「大師前駅」から徒歩で約5分/日暮里舎人ライナー「西新井大師西駅」から徒歩で約20分 |
駐車場 | 駐車場なし |
備考 | 【駐車場情報】一般用駐車場なし(大型バス用のみ) |
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