雪の寒さを吹き飛ばす神輿の熱気!<br/>温かい豚汁の無料ふるまいも
2023年12月31日

雪の寒さを吹き飛ばす神輿の熱気!
温かい豚汁の無料ふるまいも

雪中年越し神輿(2023年)
せっちゅうとしこしみこし
体験する
歴史・文化を感じる
新潟県佐渡市

新潟県佐渡市の「畑野行政サービスセンター前広場」では、2023年12月31日(日)に恒例行事「雪中年越し神輿(みこし)」が行われます。

地元の若者たちが担ぐ神輿の熱気を感じながら、新しい年を迎えてみませんか?

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

2024年の「佐渡市畑野地区 雪中年越し神輿」はこちら

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「雪中年越し神輿」とは?

新潟県佐渡市畑野地区で、毎年大晦日に行われている「雪中年越し神輿」。大晦日の夜から神輿を担いで新しい年を迎えようという行事で、2006年(平成18年)より始まりました。

安全祈願祭を行った後、畑野行政サービスセンター前会場を御輿が練り歩きます。冷たい雪が降り積もることも多いこの時期。寒さを物ともしない若者たちが、大きな掛け声を上げながら神輿を担ぐ姿は圧巻です。

行事が始まったきっかけは?

「雪中年越し神輿」が始まったきっかけは、毎年8月に畑野地区で開催されている「安寿天神祭り」という本祭りにあるそうです。

毎年8月に行われる「安寿天神祭り」で披露される郷土芸能「鬼太鼓」の様子
毎年8月に行われる「安寿天神祭り」で披露される郷土芸能「鬼太鼓」の様子

「安寿天神祭り」では、神輿振興会の会員が中心となって神輿を担ぎます。

祭りの会場では、佐渡地区の郷土芸能「鬼太鼓」が披露されたり、飲食を提供するブースが多数出店されるのですが、その運営に携わる地元の若者は祭りにかかりきりになるため、神輿の担ぎ手になることができませんでした。

そこで、十数年前から始まったのが「雪中年越し神輿」。神輿振興会の会員と地元の若手の交流を深めるため、みんなで一緒に大晦日に神輿を担ぐことになったのです。

2023年の「雪中年越し神輿」開催情報

新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となった2022年に引き続き、2023年も通常どおり12月31日(日)の23時から開催される予定です。

受付で名簿への記入などをすれば、神輿担ぎの飛び入り参加も可能ですよ。

来場者には、豚汁や飲み物の無料ふるまいも予定しているので、子供と一緒に遊びに行ってみてくださいね。

とりっぷノート♪こんな親子におすすめ

年越しの瞬間は皆でカウントダウンを行うそうです。新年をにぎやかに迎えたい親子は、大晦日の夜におでかけしてみてはいかがでしょうか。(いこーよとりっぷライター・宇都宮薫)

記事を書いた人

宇都宮薫

多摩美術大学卒業。編プロ勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターとして活動。雑誌・ウェブメディアなどへの執筆のほか、書籍(ビジネス書・実用書・コミックエッセイ等)の編集・構成を手掛ける。得意ジャンルは生活情報全般、出産育児、健康、おでかけ、グルメなど。趣味は地図を見ること、まち歩き、絵を描くこと♪

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名雪中年越し神輿(2023年)
ふりがなせっちゅうとしこしみこし
主催者名畑野神輿振興会
開催期間2023年12月31日
開催時間23:00~翌0:30(予定)
開催スポット佐渡市役所畑野行政サービスセンター前
住所新潟県佐渡市畑野甲533
電話番号090-7905-5778
※電話窓口は「畑野神輿振興会事務局」(担当:本間さま)です
料金入場無料
アクセス【車】県道65号沿い
駐車場駐車場あり
公開日2022年12月15日/更新日2024年11月01日