池上本門寺で「除夜の鐘つき」を!
スケジュールや参加方法をチェック
東京都大田区にある「池上本門寺」では、2023年12月31日(日)に「除夜の鐘つき」が行われます。
荘厳な鐘の響きの中で心の垢を払えば、家族みんなが清らかな心で新年を迎えられそうですね。
ここでは、参加方法や当日のスケジュールのほか、池上本門寺の歴史もあわせて紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「除夜の鐘」とは?
「除夜の鐘」とは、大晦日から新年になる深夜0時をはさんでつく鐘のこと。鐘をつく回数は108回と決まっており、その由来は仏教の「人の心を悩ませる煩悩(ぼんのう)の数」からとされています。
除夜の鐘をつくことで、108の煩悩を断ち切り、清々しい新年を迎えられると信じられているのです。
「池上本門寺」の歴史
池上本門寺は、日蓮宗の宗祖で「南無妙法蓮華経」を唱え広めた日蓮聖人が入滅(にゅうめつ)された霊蹟(れいせき)のお寺です。
1282年(弘安5年)10月、この地で日蓮聖人が入滅されると、領主であった池上宗仲が6万9,384坪を寺領として寄進。寺院の基礎が築かれたとされています。
また境内には、徳川2代将軍・秀忠によって1608年(慶長13年)に建てられた五重塔も。こちらは関東で最古の五重塔といわれており、国の重要文化財に指定されています。
2023年「除夜の鐘つき」開催情報
「除夜の鐘つき」は、例年、先着600人限定で開催されています。
同日23時から、敷地内にある「鐘楼(しょうろう)堂」前で整理券が配布されます。
とりっぷノート!子供に伝えたい豆知識
池上本門時の境内に向かう際、「此経難持坂」(しきょうなんじざか)という96段の石段を昇ります。この石階段、じつは安土桃山時代の武将・加藤清正が寄進したと伝えられるものなんです。石段を踏みしめつつ、当時に思いを馳せてみては?(ライター笹間聖子)
記事を書いた人
笹間聖子
大阪在住のフリーライター、時々編集者。書籍・雑誌・WEB・PRツールに携わっています。メインジャンルは、幼児教育、ホテル、医療、発酵、人の生き方・働き方。累計10,000人に取材した経験から、専門用語が頻発する事柄を、分かりやすい文章にまとめるのが得意に。また、誰かの「普通」に面白さを見出し、その魅力を伝えるのが好きです。
イベント基本情報
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イベント名 | 池上本門寺 除夜の鐘つき(2023年) |
ふりがな | いけがみほんもんじ じょやのかねつき |
主催者名 | 池上本門寺 |
開催期間 | 毎年12月31日 |
開催時間 | 23:00から整理券を配布(先着600人限定) |
開催スポット | 日蓮宗大本山 池上本門寺 |
住所 | 東京都大田区池上1-1-1 |
電話番号 | 03-3752-2331 |
料金 | 無料 |
アクセス | 【車】首都高速目黒線・戸越IC横浜方面へ約15分/首都高速羽田線・羽田IC環状八号線を北上、国道1号線(第二京浜国道)を右折(約20分)/東名高速・東京ICから環状八号線右折、国道1号線(第二京浜国道)を左折(約25分) 【電車】東急池上線「池上駅」から徒歩で約10分、都営浅草線「西馬込駅」南口から徒歩で約12分 |
駐車場 | 駐車場あり |
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