鎖大師 青蓮寺で除夜の鐘つき体験
先着108人限定&無料で参加可能
神奈川県鎌倉市にある「鎖大師 青蓮寺」では、2023年12月31日(日)に「除夜の鐘つき」が行われます。
家族で鐘をついて、心に溜まった悩みやモヤモヤをはらえば、晴れやかな気持ちで新年を迎えられますね。
参加方法や当日スケジュールのほか、「鎖大師 青蓮寺」の歴史もあわせてチェックしてみましょう。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「除夜の鐘」とは?
「除夜の鐘」は大晦日の夜、旧年と新年のちょうど間、日付が変わる深夜0時をはさみ、お寺の梵鐘(ぼんしょう)をつく仏教の伝統行事です。
その回数は108回。“108”は仏教で、人の心を悩ませ惑わせる煩悩(ぼんのう)の数とされています。
除夜の鐘をつくことで、この煩悩を断ち切り、晴れやかな気持ちで新年を迎えられると考えられています。
「鎖大師 青蓮寺」の歴史
「鎖大師 青蓮寺」は、弘法大師(空海)により開山され、善海により中興開山されたといわれているお寺です。「鎖大師」とは寺に残る弘法大師像のことで、青蓮寺のご本尊です。
816年(弘仁7年)、嵯峨天皇の命により弘法大師が諸国行脚に出る際、天皇との別れを惜しみ、自分の着ていた衣服・法衣・念珠などをつけた等身大の像を作り、天皇に献上したものといわれています。
鎌倉時代の貴重な裸形彫刻として国の重要文化財に指定されています。
寺の名前の由来
819年(弘仁10年)、弘法大師が鎌倉に泊まって17日間の護摩の秘法をされた時、美しい天女があらわれてその手伝いや食事の給仕をされました。
大師はおかげで無事秘法を終えることができ、それを聞いた天女は一粒の仏舎利を大師に奉り、姿を消しました。
翌朝、大師が目を覚ますと、近くの池に“青色の蓮華”が咲きほこっていたことから「青蓮寺」という寺名になったといわれています。
2023年「除夜の鐘つき」開催情報
「除夜の鐘つき」は、例年通り12月31日の22時40分から、列に並んだ順に先着108人限定で、誰でも無料で参加できます。
日付けが変わる前までに107回つき終え、新年を迎えてから108回目をつくので、1年の締めくくりと初詣にぴったりです。
とりっぷノート♪古いお札の「柴燈護摩」
御札や御守には神仏の魂が入っているとされており、お祀りした後は、お寺にお返しするのが作法です。
この御札や御守を神聖な炎によって浄火する儀式は「柴燈(さいとう)護摩」と呼ばれており、鎖大師 青蓮寺では、例年12月31日22時から本堂前の境内で行われます。
鎖大師 青蓮寺で授与した御札や御守、破魔矢を浄化してくれるので、こちらで授与された古いものが手元にある方は、この機会に持参されるのもおすすめです。(いこーよとりっぷライター・笹間聖子)
記事を書いた人
笹間聖子
大阪在住のフリーライター、時々編集者。書籍・雑誌・WEB・PRツールに携わっています。メインジャンルは、幼児教育、ホテル、医療、発酵、人の生き方・働き方。累計10,000人に取材した経験から、専門用語が頻発する事柄を、分かりやすい文章にまとめるのが得意に。また、誰かの「普通」に面白さを見出し、その魅力を伝えるのが好きです。
イベント基本情報
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イベント名 | 鎖大師 青蓮寺 除夜の鐘つき(2023年) |
ふりがな | くさりだいししょうれんじ じょやのかねつき |
主催者名 | 鎖大師 青蓮寺 |
開催期間 | 2023年12月31日 |
開催時間 | 22:40頃~ |
開催スポット | 鎖大師 青蓮寺 |
住所 | 神奈川県鎌倉市手広5-1-8 |
電話番号 | 0467-31-1352 |
料金 | 無料 |
アクセス | 【車】横浜横須賀道路・港南台ICから車で約34分 【電車】JR・小田急線「藤沢駅」から徒歩で約25分、タクシーで約10分 |
駐車場 | 周辺にコインパーキングあり |
備考 | 【駐車場情報】駐車場は足の悪い方優先のため、手広交差点にあるコインパーキングを利用ください |
公式URL | 公式URLはこちら |
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