江戸情緒を感じられる桜まつり
約3kmの桜並木を歩こう
東京都江戸川区の「新川さくら館」と「新川千本桜」沿いで、2024年3月31日(日)に、「第10回新川千本桜まつり」が開催されます。
江戸時代には「塩の道」として賑わいを見せていた、新川沿いの桜まつりをご紹介します。
「新川」ってどんな川?
江戸川区を流れる新川は、荒川と旧江戸川を結ぶように流れる川で、かつては船堀川とも呼ばれていました。
船堀川は江戸時代に徳川家康によって、千葉県の行徳から江戸まで塩を運ぶ航路として作られた運河です。
明治時代では市民の足としても利用され、定期船が運航されるなど人々に親しまれてきました。昭和に入ると、船以外の交通手段の発展や水害や耐震性への対策工事などによって、徐々に昔の面影がなくなってしまいました。
そこで、新川沿岸を江戸情緒あふれるまちなみに復活させようと2007年に「新川千本桜計画」がスタートし、今では新川沿い約3kmに渡って桜並木が続く美しい景観になりました。
情緒あふれる和船の運航も!穏やかな川沿いの桜まつり
「新川千本桜まつり」では、模擬店の出店のほか、ステージイベントが行われます。
また、「新川千本桜」沿いにある交流施設「新川さくら館」では、お花見和船の運航も行われ、江戸情緒あふれるお花見を体験できますよ。
■お花見和船の運航
開催日:3月23日(土)~4月4日(木)
※3月26日(火)、29日(金)、4月2日(火)を除く
出航時間:10:00/11:00/12:00/13:00
※3月31日(日)のみ11:30/12:00/13:00/14:00
※乗船時間:約30分
料金:1人1,000円(お土産付き)
乗船場所:新川さくら館前
お問い合わせ:03-3804-0314(新川さくら館)
※当日受付
※強風や悪天候により運行中止となる場合があります
都内でのんびりお花見を楽しめる「新川千本桜」。江戸情緒を存分に楽しめる桜まつりに親子でおでかけしてみませんか。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 第10回 新川千本桜まつり(2024年) |
ふりがな | だいじゅっかいしんかわせんぼんざくらまつり |
主催者名 | 新川千本桜の会 |
開催期間 | 2024年3月31日 |
開催時間 | 9:30~15:00 |
開催スポット | 新川さくら館、新川沿川 |
住所 | 東京都江戸川区船堀7-15-12 |
アクセス | 【公共交通機関】 都営新宿線「船堀駅」から徒歩約5分 |
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