春の深川エリアを満喫
江戸の風情漂う和船で楽しむ花見

東京都江東区の門前仲町周辺エリアでは、2024年3月16日（土）から4月7日（日）まで、「お江戸深川さくらまつり」が開催されます。

江戸風情溢れる和船体験や、満開の桜とあわせて楽しめる催しがいっぱいの桜まつりをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

深川・門前仲町エリアってどんなまち？

「お江戸深川さくらまつり」が開催される門前仲町駅周辺は、江東区のなかでも深川エリアと呼ばれ、江戸の風情や下町情緒が感じられるエリアです。

「富岡八幡宮」や「深川不動堂」などの門前町として発展してきた門前仲町周辺は、いまでも歴史文化を感じられる名所や、老舗の商店街などが多く、特に江戸の雰囲気をいたるところで感じられます。

また、東京メトロ・都営地下鉄「門前仲町駅」の南を流れる大横川沿いには、約1.3kmに渡って270本ほどのソメイヨシノが植えられており、春になると川沿いのお花見散歩を楽しむ人たちで賑わいます。

江戸風情を感じられる船上のお花見

「お江戸深川さくらまつり」の一番の見どころは、和船からのお花見体験。大横川沿いの桜は、枝が水面近くまでせり出しているのが特徴で、船に乗って桜を見上げてみる景色は圧巻のひと言！　

古くから東アジアを中心に使われてきた船をこぐための伝統的な「櫓（ろ）」を使って、漕がれる和船は「お江戸深川さくらまつり」の期間中だけの特別な体験。

和船は、3月20日（水・祝）から4月7日（日）の土日祝に運行され、江戸の風情を楽しむことができます。和船に乗り三味線の演奏を披露する「新内流し」も行われ、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようなシーンが再現されます。

また、3月19日（火）から4月7日（日）に毎日運航されるお花見クルーズ船の運航のほか、3月23日（土）と24日（日）の2日間限定で高橋乗船場から日本橋までの往復特別シャトル便が運航も。船上からの花見を楽しんでみましょう。

マルシェやオープンカフェなど、日付限定イベントがもりだくさん！

「お江戸深川さくらまつり」では、複数のお花見エリアで桜とともに楽しめる催しがいっぱい！　

大横川の黒船橋のたもとにある火の見櫓の下では、3月20日（水・祝）から31日（日）の土日祝日限定で、オープンカフェが登場。同日程で、石島橋の上には、深川の名店が出店する屋台村が予定されています。

3月24日（日）には、毎年大人気の企画「笑栄会お花見マルシェ」が開催されます。毎年マルシェでは、売り切れの品も続出！　お目当ての品物がある方は早い時間からおでかけすることをおすすめします。

桜ライトアップで幻想的な夜桜を満喫！

「お江戸深川さくらまつり」の開催期間中は毎日17時から22時まで、黒船橋から巴橋までの桜並木のライトアップが行われます。

ライトアップは、22時まで行われているので、ゆったりと夜桜見学が楽しめます。

東京湾近くの下町ならではのお花見の楽しみ方ができる「お江戸深川さくらまつり」。船の上からのお花見や深川エリアのグルメなど、まちの魅力を再発見できますよ。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。