福知山の新名所で鉄道を学ぶ
”鉄道のまち福知山”を満喫

京都府福知山市に2023年8月26日（土）に、福知山市の鉄道の歴史を楽しく学べるスポット「福知山鉄道館フクレル」がオープンしました。

館内の展示はもちろん、体験コーナーやまち全体を巡りながら”鉄道のまち福知山“を感じられる「福知山鉄道館フクレル」の魅力をたっぷりご紹介します。

※内容は一部変更になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

”鉄道のまち福知山“の魅力が詰まった博物館

福知山城公園内に誕生した新しい鉄道館です

「福知山鉄道館フクレル」がオープンした福知山市は、京都府の北西部に位置するまち。昔から、京阪神と日本海側の京都を結ぶ鉄道の要所として栄え、“鉄道のまち福知山”として発展してきました。

「福知山鉄道館フクレル」は、2018年3月に惜しまれつつ閉館した旧鉄道館「ポッポランド1号館」の跡を継ぐ施設として、家族で楽しめる新たな体験型施設としてオープンしました。

館内の見どころをチェック♪

興味関心を引くコーナーがいっぱいです

館内は、福知山の鉄道歴史を深く感じられる「歴史展示エリア」と、福知山公立大学情報学部の教授と大学生による監修の「交流体験エリア」で構成されています。また、週末には鉄道の過去を語る「鉄道語り部」が登場し、子供たちにとって貴重な学びの場となります。

迫力ある動輪の展示からジオラマまで！「歴史展示エリア」で鉄道博士になろう！

“鉄道のまち福知山“の歴史が学べます

子供にもわかりやすいジオラマ展示

「歴史展示エリア」では、鉄道とともに発展してきた福知山の歴史が学べるエリアのほか、福知山駅の高架整備の前と後がわかるジオラマ模型を通して、地域の鉄道の変遷を学ぶことができます。

鉄道ファンがうなる貴重なコレクションも！

プレミアムコレクション展示のコーナーでは、めったに見ることができないヘッドマークや表示板などの展示も。福知山にわざわざ足を運びたくなるコレクションが並びますよ。

子供が夢中になる体験がいっぱいの「交流体験エリア」

福知山公立大学 情報学部倉本ゼミが監修する体験コーナー

運転シミュレーターコーナー（300円料金が必要です）

「交流体験エリア」では、実際に機関助士としての体験ができるコーナーや運転シミュレーターなどがあり、子供たちにとって貴重な体験の場が提供されています。

最新のデジタル技術を駆使したアート空間

キッズスペースでは安心して遊べます

ほかにも、壁一面に広がる画面にタッチして、自由にまちや線路を描ける「インタラクティブウォール」や、鉄道のおもちゃで遊べるキッズスペースも。

館内には授乳室やおむつ交換台などが備えられたベビールームも整備されているので、赤ちゃん連れのファミリーも安心して楽しめますよ。

鉄道館を飛び出して“鉄道のまち福知山”を満喫しよう！

「福知山鉄道館フクレル」を満喫したあとは、福知山のまちを巡るのもおすすめです。福知山市内には、鉄道の歴史を体験できる魅力的なスポットが盛りだくさん。

さっそく親子で楽しめる鉄道スポットをチェックしてみましょう。

歴史ある蒸気機関車が圧巻！「福知山駅南口公園」

迫力の蒸気機関車に子供たちも大興奮！

「福知山駅南口公園」には、力強い蒸気機関車C1140とその転車台が展示されています。また、旧福知山駅舎の屋根で再利用されていた古いレールが、さらに東屋の柱として活用されています。当時の面影を探すのも楽しいですよ。

北丹鉄道2号機のレプリカ展示を見に行こう！「福知山西駅公園」

広場に展示された北丹鉄道2号機のレプリカ

福知山駅と下川駅の間にかつてあった福知山西駅の跡地に作られた「福知山西駅公園」。園内には、北丹鉄道2号機のレプリカが広場に展示されています。子供たちにも、鉄道の歴史を感じてもらえる絶好のスポットです。

アートと鉄道が交差するまちかどにも注目！

“鉄道のまち福知山“らしいSL壁画

音無瀬橋周辺の城下町通りには、SLをテーマにした壁画が飾られ、通りを歩くだけで“鉄道のまち福知山”を感じることができます。地元の小学生たちが描いた絵も展示されています。

地元の商店街でも鉄道を感じられる！

アオイ通り商店街の道路の舗装

福知山駅の北側にあるアオイ通り商店街の道路には、線路をイメージしたカラー舗装が施されており、訪れる人々を魅了しています。

福知山の鉄道の歴史と魅力を再発見できる「福知山鉄道館フクレル」。博物館とあわせて福知山のまち歩きも楽しんでくださいね。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。