ライトアップの期間も！
長瀞の秋を満喫できる紅葉の名所

都内から電車でも車でも2時間弱でおでかけできる埼玉県長瀞町。埼玉県内でも特に人気の観光地で、豊かな自然を満喫できるスポットやアクティビティが充実！　なかでも「月の石もみじ公園」は、秩父鉄道の上長瀞駅から徒歩約5分とアクセスも良く、公園のすぐ隣には「埼玉県立自然の博物館」があり、ファミリーに特におすすめのスポットです。

秋の行楽シーズンにおでかけしたい！真っ赤に色づくモミジに感動

公園の名前に「もみじ」と入っていることからもわかるように、紅葉が美しい「月の石もみじ公園」。長瀞は「日本紅葉の名所100選」にも選ばれている紅葉の名所です。町内には紅葉が美しいスポットがいくつかありますが、「月の石もみじ公園」はそのなかでもトップクラスの人気スポットです。

公園は荒川沿いにあり、園内の散策路から川の流れを見ることも可能。真っ赤に色づいたモミジが川の水面に映る様子はとても風情があります。

ライトアップで昼間とはひと味違う幻想的な空間を演出

例年、長瀞の紅葉の見頃は10月下旬から11月中旬。この時期にあわせ夜間のライトアップが行われます。約150球のLEDライトが点灯され、昼間とまた違う幻想的な空間が広がり、訪れる人々を魅了します。

この時期は昼と夜の寒暖差が大きいこともありますので、子供と一緒におでかけする場合は上着の準備をお忘れなく。

歴史や文化を知ることで旅がより豊かなものに

公園の名前は、俳人・高浜虚子（たかはまきょし）が詠んだ「ここに我　句を留むべき　月の石」の句にちなんでつけられました。ほかにも、童話作家・宮沢賢治が詠んだ句碑もあります。

普段、このような句碑は通りすぎてしまいがちですが、時には前で立ち止まり、親子で歴史や文化について話をしてみるのもいいかもしれません。旅先で出会う歴史や文化は子供の好奇心を刺激し、旅をより豊かなものにしてくれます。

魅力は紅葉だけじゃない！自然に癒やされ、リフレッシュしよう

園内は約2,000平方メートルの広々とした空間が広がっています。モミジのほかに、クヌギやモミが植えられていて、木々の中の散策路を歩けば森林浴をしているかのよう。クヌギの木はドングリの木としても親しまれているので、子供と一緒にドングリを探してみるのも楽しいですよ。

紅葉シーズンだけでなく、木々が緑色の清々しい季節に訪れるのもおすすめ。心も身体もリフレッシュできますよ。新緑の季節にも「青もみじライトアップ」が開催されますので、ぜひスケジュールをチェックしておでかけしてみてくださいね。

あわせて訪れたい！隣接する「埼玉県立自然の博物館」

埼玉県立自然の博物館

公園のすぐ目の前には「埼玉県立自然の博物館」があります。館内では、埼玉の自然に関する展示を中心に、さまざまな資料が紹介されています。

「カルカロドン　メガロドン」の模型

謎の海獣「パレオパラドキシア」の骨格標本

なかでも、巨大ザメ「カルカロドン　メガロドン」の模型や謎の海獣「パレオパラドキシア」の骨格標本は迫力満点！　子供たちは大興奮ですよ。

「カエデの森」のライトアップ

また、博物館の周囲にはたくさんのカエデが植えられていて、「カエデの森」と名付けられています。公園と合わせて散策してみてはいかがでしょうか。紅葉の見頃を迎えると、「月の石もみじ公園」と同じくライトアップされますので、暗くなってからもお楽しみいただけます。